コードネームの謎を解く(後編) | カセットテープがワカメ

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キノコ国本剛章の音楽活動・妄想・ノリツッコミなど。

Photo_10「太陽にほえろ!」の劇中音楽の1つ『サスペンスM-1』。名曲です。主旋律はワウのかかったギター。バッキングはクールな音色のオルガン。たぶん35歳以上の日本人なら半分以上の人が「知ってる」隠れた有名曲です。しかし何ですか!この複雑なコード進行は?1小節に3~4個、ほとんど1拍毎にコードが変わっています。いやー。キノコさん小6、燃えましたねー。「萌え」じゃないですよ。「燃え」ですよー。小6で「萌え」てたらヤバイですからねー。
まずはコードネームの頭のアルファベットが「ベース音」だということはすぐにわかりました。で、単に「C」なら「ドミソ」(長調の和音)「Cm」なら「ドミbソ」(短調の和音)だろう…ってこともわかりました。
しかし「Cm7」「Cm6」「Ab9」…この7、6、9…っていう数字が何の意味なのかわからない。キノコさん数週間悩みました。考えても考えてもわからない…で、分析を諦めかけてたある日のこと、『怒りのテーマ』のイントロ楽譜を見ててふと思いついたんですね。
Photo_13コードネームは「E+9」、指定されている音は下からG#、D、G。そもそもベースがEの時G#(メジャー3度)とG(マイナー3度)が一緒に鳴るなんてクラシックの世界ではありえなかった響きだったんですよ。
この「違和感」が逆に私にコードネームを教えてくれました。「そうか。1オクターブ上のGの音はEから数えて9.5番目の音だからEメジャー+9なんだ!」これがわかった時には天にも舞い上がるような気持ちでしたね。で、連鎖的に7、6、9なども全部わかったワケですよ。うれしかったなー。「ぬおーー。星ー。オレは猛烈に感動しているぞー」「伴!」「星ー」「伴!」「星ー。ぬおーーー」「飛雄馬よ。よくやった。それでこそわが息子。この一徹を乗り越えて行け。目指せ、巨人の星を」って感じですか…