月に2~3回図書館に行く
1回に借りるのは3~4冊
今日も3冊借りて来た
図書館の入口棚に置いてある本の最近の傾向は、60,70,
80歳からの~~~と言う本と投資の本が多い様に思う
まずこのコーナーをチェックすると、ここで2~3冊位になってしまう
今日は「60歳からの手ぶら人生」弘兼憲史と「名著に学ぶ60歳からの正解」斉藤孝の2冊
後は新聞の広告欄にしつこく掲載されている「いのちの法則」
ベンジャミン・クレーム・・・きのこは小説と翻訳本は余り好きではない・・・ほとんど読まない
この所、後期高齢者のアドバイス本みたいのに惹かれている
60歳はとうに超え、今80歳だけど60歳からの心構えを再確認したくて60歳本を読みあさっている
内容としては、60歳本は定年退職時期でまだまだ生けるぞと元気だし、80歳本は、もう充分長生きしたと達観と良い意味の開き直りが有るけど、70歳は中間で迷っているのか余り本が無い
借りた本を持って土手をサイクリング、木陰に持参の椅子を置いて「名著に学ぶ・・・」を1時間ほど読んだ
中に菊池寛の「恩讐の彼方に」に学ぶ、過ちの対処法・・・有り
この話はきのこの育った九州大分県耶馬渓青の洞門の話だ
過ちを犯し逃げ回っていた男が、村人が断崖の道を歩き年に10人もの人が川に落ち命を落とす事を知り、21年かけて岩盤を掘り続けた
途中で父の敵の男が現れるが、いつの間にか抱いていた憎しみが消え失せた話だ
きのこが知った時は舗装された新しいトンネル(青の洞門)が有り、横に市九郎事、了海(きのこは、ぜん海和尚と覚えているが)の堀ったトンネルがある
この話で又、幼い頃の九州時代を思い出した
県境にある山の小さなトンネルを超え川を渡ると大分県耶馬渓村だ
小学校6年の卒業式が終わって、誰が言い出したか、耶馬渓に自転車で行こうと誘われた、石仏なども有り綺麗な田舎町だ
メンバーは男子6人、女子5人、どの位の時間が掛かったか覚えていないが調和のとれたメンバーだった様に思う
懐かしい思い出に繋がる名著にであった
一つの切っ掛けが連鎖して、その景色や、情景、良い事、悪い事等、広範囲に思い出す
・・・・・懐かしいわ・・・・・
勝手かも知れないが、悪い思い出は時効にして、今を正直に生きれば、救われる、赦されるのでは・・・・