すっかり更新をサボってしまいましたが、

前回の続きです。

今回は採れたきのこの調理編です。




マツタケやクロカワなどの身の締まったきのこを除いては、

塩水につけて「虫だし」をする。


 
塩水に15分以上つける


 
 きのこその2


これで、きのこの中に入り込んでいる小さい虫が出てくる。


まだ9月中の気温が高いうちは、

一見虫食いがなさそうに見えても、
意外と中に入り込んでいる。


これが10月になって気温も冷え込んでくると、

ほとんど虫は入らなくなる。


次に、

虫だしが終わったきのこを、
適度な大きさに切る。


 
 
油で炒める。


 
 

すると、

きのこからたっぷり水分が出てきて、
ひたひたになる。


 


酒、しょうゆ、みりんを加えて、

水分がなくなるまで火を加える。



 


佃煮の出来上がり。

お酒のつまみにちょうどいいので、
最近けっこうハマっている。


使うきのこの種類は、

ハナイグチやキノボリイグチなど、
ぬめりのあるきのこがより適している。


もう1品は、定番のきのこ汁。


 
色とりどりのきのこたち


これは、できるだけ多くの種類のきのこを入れると良い。

なぜかというと、

それぞれのきのこが持つ旨み成分が、
相乗効果で働くため。



 


この日の具は、豚肉、ねぎ、かぼちゃなど。

きのこは油と相性がいいので、

肉や油揚げなどを入れるとおいしさが際立つ。



 


そして、

肝心のマツタケ様。


どうやって食べようか考えに考えたあげく、

翌日に持ち越すことになってしまった(笑)



 
なけなしのマツタケ


私は、たとえ家族といえども、

自分からは天然きのこを食べさせない主義。


だけど、

こればっかりは家族にもおすそ分けすることにした。


でも、

たった1本を4人で食べるとなると難しい。


さんざん悩んで、
お吸いものにすることにした。



 
マツタケを手でさく


独特の良い香りが食欲をそそる。

つくづく、日本人好みの香りだと思う。



 
香りがたまらない


具は、シンプルにわかめだけ。


 


目の玉が飛び出るくらいうまい!

というわけではなかったけど、
何といっても香りの良さが抜群でおいしかった。


家族も喜んでくれた。


秋になると、きのこ狩りばかりしている私に呆れつつも、

近頃は理解(あきらめ?)を示してくれるようにもなった。


もうちょっと量が採れれば、

焼いてしょうゆをつけて食べてみたい。




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