きの夫です
3月6日は基礎の配筋検査に行ってきました。
基礎鉄筋が規定通りのピッチで組まれているか
鉄筋を継いでいる部分の継ぎ手長さは適切か
型枠との間隔が狭い所はないか
など既に型枠を両側返してしまった後ですが
工事課さんと二人で一通り確認してきました。
結果、私で指摘できるような所は一箇所もありませんでした。
それもそのはず。
色々とヘーベルの基礎配筋の話を工事課さんから伺って驚きました。
スーパーゼネコンの現場よりはるかにシステマチックで
ある意味、ハウスメーカーの方が進んでいるように思われます。
基礎の立ち上がりの鉄筋はほとんどが工場で溶接されて搬入されますし、
継ぎ手の鉄筋も必要箇所が指定されて工場で切断されたものが搬入されるため
現場で鉄筋や型枠などの予備は一切見込まれていないとのことです。
鉄筋が一本でも余れば、それはすなわち
どこかに入れ忘れていることを意味するとのことです。
職人さんの技量等による品質の差が出てしまないようにするため
現場での作業を極力少なくする工夫が随所に見られました。
余談ですが
昔、高層オフィスビルの現場にいた時
鉄筋は太物以外、全て職人が現場で切断し、曲げ加工も行っていました。
当然、全ての鉄筋量を正確に用意することはできないため
見積基準でも必要数量に3%とか5%とかをかけて余計に用意するのが当たり前の世界です。
鉄筋を組んで、結束するのも現場での手作業のため
検査では気が抜けません。
ゼネコン社員の若手が真夜中に鉄筋を一生懸命切断しているのを見たこともあります。
聞けば
「夜になって職人が帰ってしまったのですが、あしたの配筋検査に間に合わなくなってしまうので自分が」
と不安になる返答が。
ヘーベルハウスの現場で
ある日、工事課さんが一生懸命鉄筋を組んでいた なんてことがあるでしょうか。
大手ハウスメーカーの安心感は
工事のプロセスにも見られます!ウレシー