おはようございます。きのうは後輩×2を家に泊めて、きょうは髙良さんの家に泊まっている井口可奈です。


昨晩はスナックはまゆう(上坂あゆ美さんが週一回店番に立っているバー的なやつ)に行って、かなり好き勝手に喋らせてもらい、みんなやさしくて、ありがてえ〜でした。

エピソードトーク全部うけて髙良さんに褒められた…!!!これはひとえに上坂さんの引力とトークスキルのおかげなのですが、それを過剰に感じさせないで話し手をたてつつ自分もうまく出てくる上坂さんの立ち位置のつくりかたはとてもすごいなと思いました。


スナックはまゆうで話していたら髙良さんが原稿をやりに喫茶店へいくというのでついていって、キーボードを高速で叩く髙良さんにかまってもらい、頭の整理をさせてもらいました(ほんとうにありがとうございます。きょう髙良さんに会って話せたことによりわたしのマインドが前向きな形になり、モチベーションがかなり上がりました)。


気がついたら終電がなくなっており、髙良さんの家に泊めてもらうことにして、おうちにおじゃまして、布団を敷いてもらい、髙良さんがおふろはいります〜と言って電気消したところから意識があいまいで、どこか遠くで髙良さんがしゃべってるな〜と思ったらそれは自分の寝言で、わたし寝言いってる!と目を覚ましたら3時間くらい経っていて、髙良さんがちいさく寝言をいっており、どちらの寝言かは判然としなくて、朝はすずしい。クーラー的なものがついている可能性もある。知らない天井なのに知ってる天井の感じがする。わたしはここで生まれたのかもしれず、サーキュレーターの音を追っているとまた眠っていた。起きたら、髙良さんは寝言をいっていなくて、わたしもいっていなかった。わたしは起きているから寝言をいうわけがなかった。けれどいうのだと思った。なんだ?すごく原始的なところに立ちかえるようなしあわせな体験をしている気がしてくる。 


人間の関係性や距離感はふしぎで、最近のわたしは正直に仲良くなりたいを伝えている。そうしたら仲良くなれていてすごい。北海道からきた井口と沖縄からきた髙良さんがここで合流するのかっていうかなりでかい感情がきている。でかい感情はおもしろい。こういうのを愛(恋愛のことではなくもっと広義の愛です)というならわたしは大歓迎だ。


ここ2日間の睡眠時間がすくなすぎて頭の中がお花畑になっている感はある。もうすこし眠って頭をクリアにしてから7/6のトークイベントにのぞみたい。


誰もいない家に帰ったとたんぱたっと寝落ちしそうな気がしている。ここ一年ほどの具合のわるさで溜めこんだ汚れやごみを後輩に整理してもらって、家がどんどん片付いている。便宜上後輩と書いたがかなりおともだちって感じになっていておもしろい。ほんとうに助かっている。若干のバイト代を払うことにより、かなり本気で片付けてもらっている事実に罪悪感がなくなってありがたみが残るシステムが完成した。


敬体で書きはじめていたことを忘れている。Tシャツに半ズボンだと新宿で声をかけられることはほとんどない。マスクをしているとかなり性別不詳で、わたしはそういう感じでありたかったのだと思い出す。性別に由来しない、天才みたいななにか。



著者近影



髙良さんはわたしが現代短歌社賞受賞式でのスピーチで話した「わたしには才能があります」の部分を褒めてくれる。かなり恥ずかしい。しかしそれを声に出して言ったことで決意めいたものがあらわれた。


歌集が出てすこしの間は戸惑っていたけれど、いまはわりあいこころが据わっている。よっしゃあ。フルスイングでやっていきますよわたしは!!!ついてこい!!!ついてこられるものならね!!!!


次はひなちゃん!