鉄道開業150年
昨日、中学生の息子が
古本を買ってきました。
私が中学生くらいの
懐かしい時刻表です!
(あ、年がバレましたね)
10年程前は、子鉄&ママ鉄で
よく息子と電車を見に行きました。
全く鉄道に興味がなく、
ドクターイエローすら
知りませんでした。
(ママ鉄だった頃は、これをみてガッツポーズしていました。)
もうママ鉄は卒業しましたが、
子鉄&ママ鉄でよかったな~
としみじみ思います。
子供が産まれてから、
電車で外出する機会は激減し、
いつしか徒歩圏(自転車)での
日常生活が当たり前に。
息子が電車に興味を持ちはじめ、
3才を過ぎたばかりのころ
思い切って2人でお出かけすることに。
(もちろん移動手段としての電車には
赤ちゃんの頃から二人で乗っていました)
結果は……
「電車でお出かけ楽しい!」
目的地や時間の制限はない、
あてもなく乗る電車の日帰り散歩。
ルールやマナー違反をしたら、
降りて仕切りなおせばいいんだ!
くらいの覚悟で乗りましたが、
実際には、鉄道が好きすぎて
「鉄道の安全」「定時運行」のため
ルールはきっちり守っていました。
- 電車の中では騒がない
- 靴で椅子に乗らない
- 足をブラブラしない
- ホームでは手をつなぐ
- ホームは走らない
- 黄色い線の内側を歩く
などなど、当たり前のことですが、
小さい子どもには難しいですよね。
息子は、ルールを守ることで、
「鉄道の安全は自分が守ってる!」
と若干勘違いしていたようです。
私は、いうと……
ランチがおしゃれなカフェでなく、
売店のおにぎりだったとしても、
ひさしぶりに電車に乗って
知らない土地に出かけたり、
子ども以外の人とふれあうのは、
とっても楽しい息抜きでした。
むしろ、息子と一緒だと、
それまで意識してこなかった、
見えなかったものが見えたり。
たくさんの発見がありました。
(6才:家族で鉄旅をした時、息子の撮影)
そして、なによりも
良かったなあと思うのは……
人前に出ても挨拶ができず、
すぐに及び腰になる弱気な息子が、
大好きな電車を通じて社会に触れ、
少しずつ成長していったこと。
電車(運転手さん)に向かって
「ありがとうございました!」と
一礼してから改札へ向かうとか
電車(車掌さん)をお見送りして
見えなくなるまで手を降るとか
そんな息子の姿をみて
声をかけてくださる方もいました。
ご近所さんに挨拶できない子が、
はじめてあった人にニコニコで
挨拶している姿に驚きました。
大好きな鉄道に夢中になり、
自己肯定感を高めた息子は、
積極的になっていきました。
鉄道に夢中になっている
息子の横顔を見るのが、
私の喜びだったのかもしれません。
色んなことを教えてくれた鉄道。
ありがとう、鉄道!
いつか懐かしい鉄旅シリーズも
まとめてみたいと思います。
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