皆さんはカブトムシを

飼ったことがありますか?

 

我が家で初めて飼ったのは、

子どもが3歳の時でした。

 

しかも、飼い始めた時は幼虫

 

幼稚園児とカブトムシの幼虫

 

正直なところ、最初の頃

私は「ちょっと気持ち悪い」

と思っていました。

 

 

日に日に大きくなっていく幼虫、

一生懸命お世話している息子。

 

 

息子と一緒に観察するうちに、

いつの間にか私も興味が湧いて

飼育に夢中になっていました。

 

 

七夕をすぎる頃、

次々と羽化するカブトムシ。

 

 

カブトムシの脱皮殻

 

幼虫が作った土の部屋を壊すと、

2種類の脱皮跡がありました。

  • 幼虫から蛹へ
  • 蛹から成虫へ

 

 

セミの抜け殻なら

たくさん見たことありますが、

カブトムシの抜け殻は初めて。

 

 

幼虫から育ててみて、親子で

いろいろな発見がありました。

 

 

残念ながら、

羽化しない幼虫も。

 

 

蛹になる途中に、

成虫になる途中に、

力尽きてしまう個体。

 

 

立派な成虫の姿となるまでに、

乗り越える試練がたくさん。

 

 

それだけに、

成虫への愛着は強く、

大所帯でも頑張ってお世話。

 

 

カブトムシとリブロックで遊ぶ幼稚園児

 

突然カブトムシが飛び、

驚いて泣きそうになったのも

いい思い出です。

 

 

カブトムシが飛ぶのは

当たり前のことですが、

実際に目の前で飛ぶと

音も大きく迫力があります。

風すら感じます。

 

 

ブロックの森に招待したり、

ミニカーを引っ張らせたり、

息子の遊び相手にもなってくれました。

 

貨物列車のカプセルプラレールでカブトムシと遊ぶ幼稚園児

 

けれども、
楽しかった夏休みが終わる頃

カブトムシは一生を終えます。

 

あんなに元気だったのに、

だんだん動かなくなっていく…

 

(7/26木曜日に死んでしまったカブトムシに捧げた絵)

 

 

夏の終わり、

最後のカブトムシが

エサを食べなくなり、

 

息子も私も、

言葉には出しませんでしたが
寂しさを感じていました。


そんなある晩、

お世話をしていた息子が、

驚いたような声で


「ん!?ママ!

 ようちゅういるよ!

 うまれてる!」

 


よく見ると、

もぞもぞと動いています!

1㎝にもならない小さな幼虫!

 

 

2人でもっと良く探してみたら、
ここにもそこにも幼虫の姿が!



 

 

「涙がでてきちゃったよ。

 おかしいね。」

 

笑いながら目頭を拭う息子。

 

 

思いがけない息子の涙

驚くとともに、

その成長が嬉しくて

私もウルウル。
 

 

「わかるよ、

 全然悲しくないんだけど、

 嬉しくて涙が出ちゃうこと

 あるよね。」

 

 

命のサイクルを感じ、

感極まって涙を流す。

 

 

与えられた知識ではなく、

体験だから得られるもの。

 


言葉では伝えられないこと

理屈では教えられないこと

 

だけど、とっても大切なこと


人と自然の交わりの中で、

人と人との交わりの中で、

子どもの感性は育ちます。

 

 

息子が飼いたいと言った時、

ダメ!と言わなくて、

本当によかった。

 

 

子どもと向き合うことで、

親の世界も広がり、

感性も磨かれますね!


 

本日も最後までご覧いただき、

ありがとうございました。

 

 

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