(11)巣鴨駅前商店街の太陽光発電パネルアーケード | 木の家散歩

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仕事ついでの乗換えで途中下車したJR巣鴨駅の
駅前商店街のアーケードに太陽光発電パネルが
搭載されていました。

巣鴨といえば、とげ抜き地蔵尊で、高齢者のメッカとして
乗降客には高齢者が目立ちますが、皆さん元気な方が
多いようです。

商店街アーケードは近年撤去される傾向があります。
町並みが均質的に見えることや、同じ風景が続いて
飽きがくること、暗くなりがちなどといったデメリットが
指摘されています。

特に、伝統的な町並みが残る地域は、アーケードを
取り払うことで、本来の町並みが見えてきて
観光資源としても見直されることがあります。

巣鴨では、残念ながらアーケードを取り払うと
綺麗な町並みが見えるということではないようです。

というからではないと思いますが、アーケードが
2階の高さになり、しかも太陽光パネルが搭載されています。




イタリア・ミラノのガレリアのように建築とアーケードが
一体となった景観ではありませんが
創エネを街ぐるみで行っているという例としては
評価できると思います。

旧中仙道の街道ですので、南北軸がやや傾いているとはいえ
東西ほどではないので、両側に設置されています。

太陽工パネルも、今後は警官に合わせてデザインされたものが
出来るとか、もう少し改良されることを望みます。

地球環境に負荷を掛けないためのデザインが、これからの
街並みづくりのキーワードになるといいですが。