54)大きな木の格子ができました | 木の家散歩

木の家散歩

木の家の設計監理経験豊かな建築家・山中文彦と木材産地、職人技術者のネットワークにより、夢の木の家を造る「木の家づくりネットワーク」のブログです。自然素材を活用し、家族と環境に優しい、本物の木の家をCM型施工管理システムによるリーズナブルコストで実現します。

雨がすっきりとあがって乾燥し始めたので、外部の格子を作りました。

玄関脇の和室の字窓の格子は小さめでしたが、道路から見て正面の屋根の一番上の、棟木の下の台形の窓に、一番大きな格子が付きました。


杉でできた格子は西に向いている窓からの西日除けにもなります。

同時に、ルーバーガラスサッシから家全体の空気を排出する換気窓の役割も持っています。

もちろん、道路から見たときのアクセントとして、柔らかい表情を演出します。

この格子は将来の窓のメンテナンスに備えて、外せるようにしてあります。

これから、外して塗装をしなければいけませんが、どんな表情になるか付けてみたところです。


三角切妻屋根が正面に見える家の形では、長野県の諏訪を中心とした地域に見られる民家の「本棟造り」が有名ですが、シンプルな飾り格子は飽きが来ないので、町並みに潤いを与えてくれるでしょう



町並みに潤いを