台風一過とともに夏の到来と想像していましたが、打って変わって秋のような涼しさに戸惑いつつもほっとしています。
本来なら海の日とともに夏の花とばかりに「トロピカルフラワー」となるはずでしたが、明日あたりからまた暑さが戻ってなきそうな気配。
トロピカルフラワーの主役はアンスリウムです。
南米コロンビアの原産で、サトイモ科です。
花のように見える部分は「仏炎苞(ぶつえんほう)」と呼ばれる葉が変形した苞と呼ばれるもので、アンスリウムの本当の花は中心部の棒状の花序(かじょ)です。
赤い苞がよく見られますが、これは薄ピンクの珍しいものを使っています。
むしろ、アーティフィシャルドライフラワーを多く使って、エキセントリックなイメージにしています。
青ドラセナのグリーンをベースにして、風車のようなウッドローズをバンブーにさしてヒマワリと対比しています。
ミントラボールやケーンコーン、パームリーフ、カーリーティンティンなどが乾いた夏を感じさせます。
ほかに、スプレーカーネーション、ガーベラ、バラ、モンステラ、レザーファンなどが中心を固めています。