5)太陽光発電「見える化」ディスプレイ | 木の家散歩

木の家散歩

木の家の設計監理経験豊かな建築家・山中文彦と木材産地、職人技術者のネットワークにより、夢の木の家を造る「木の家づくりネットワーク」のブログです。自然素材を活用し、家族と環境に優しい、本物の木の家をCM型施工管理システムによるリーズナブルコストで実現します。

太陽光パネルを搭載してその成果を見ることができます。


毎日の天候と発電の関係を楽しんだり、消費電力を押さえたり、何が電力を多く消費するかなどが分かりやすく表示されるディスプレイです。



木の家散歩

キッチンのカウンターの一画に置かれているA4サイズの本のようなものです。


カラーでイラストやグラフなどにより分かりやすく表示されます。



木の家散歩
これが標準的な表示パネルの画面です。

この場合は現在2.7KW発電していて、0,1KW消費しているので、差し引き2.6KW東京電力に売電していることになります。


昼間で電化製品をあまり使わないときなどの状況です。



木の家散歩

これは表示を切り替えて、当日のその時間までの積算が左の表示です。

すでに23.6KWを発電しています。


さらに表示を切り替えて一週間を例にとっていくつかのパターンで見てみましょう。



木の家散歩
一週間の積算データと発電と消費量のグラフ、発電と購電量のグラフ、そしてCO2や石油換算でのデータを見ることができます。



木の家散歩
一週間といっても二日しか経っていませんので発電量の積算は51KWです。

この調子で単純計算ですと750KW/月になります。



木の家散歩
発電量と消費量ではダントツに消費量が多いのは、引き渡し前の生活が行われていない状況だからです。



木の家散歩
買電量も同様に少ないですね。



木の家散歩
CO2換算ですと4KGの発電積算です。


この他にもいくつかのメニューが用意されてて、見ているだけでも楽しいです。


様々なフェーズで発電内容を確認できるのはとても楽しみです。


年間を通じて記録をトレースすることで発電能力と季節の関係や天気の状況を確認でき、消費電力の移り変わりも確認できます。


節電の意識化も図られて、データベースとしても活用できます。


これらの情報がさらにネットを通じて外部のエネルギー管理網にリンクすることができると、電気エネルギーの双方向需給システムにつながっていきます。


発電と送電・管理の分離によりスマートグリッドが実現することを今後の議論の中で検証していく必要に迫られています。


そこに蓄電池とEV(電気自動車)、太陽光以外の地熱、マイクロ水力、効率性の高いマイクロ風力などの多角的発電と統合がこれからの未来の子供たちに継承していく社会資産になることを期待します。


再生可能エネルギーを推進しましょうにほんブログ村 住まいブログ 国産材・地域材住宅へ