太陽光パネルを搭載してその成果を見ることができます。
毎日の天候と発電の関係を楽しんだり、消費電力を押さえたり、何が電力を多く消費するかなどが分かりやすく表示されるディスプレイです。
キッチンのカウンターの一画に置かれているA4サイズの本のようなものです。
カラーでイラストやグラフなどにより分かりやすく表示されます。
この場合は現在2.7KW発電していて、0,1KW消費しているので、差し引き2.6KW東京電力に売電していることになります。
昼間で電化製品をあまり使わないときなどの状況です。
これは表示を切り替えて、当日のその時間までの積算が左の表示です。
すでに23.6KWを発電しています。
さらに表示を切り替えて一週間を例にとっていくつかのパターンで見てみましょう。
一週間の積算データと発電と消費量のグラフ、発電と購電量のグラフ、そしてCO2や石油換算でのデータを見ることができます。
一週間といっても二日しか経っていませんので発電量の積算は51KWです。
この調子で単純計算ですと750KW/月になります。
発電量と消費量ではダントツに消費量が多いのは、引き渡し前の生活が行われていない状況だからです。
この他にもいくつかのメニューが用意されてて、見ているだけでも楽しいです。
様々なフェーズで発電内容を確認できるのはとても楽しみです。
年間を通じて記録をトレースすることで発電能力と季節の関係や天気の状況を確認でき、消費電力の移り変わりも確認できます。
節電の意識化も図られて、データベースとしても活用できます。
これらの情報がさらにネットを通じて外部のエネルギー管理網にリンクすることができると、電気エネルギーの双方向需給システムにつながっていきます。
発電と送電・管理の分離によりスマートグリッドが実現することを今後の議論の中で検証していく必要に迫られています。
そこに蓄電池とEV(電気自動車)、太陽光以外の地熱、マイクロ水力、効率性の高いマイクロ風力などの多角的発電と統合がこれからの未来の子供たちに継承していく社会資産になることを期待します。