1)庭の中に根付いた小さな森 | 木の家散歩

木の家散歩

木の家の設計監理経験豊かな建築家・山中文彦と木材産地、職人技術者のネットワークにより、夢の木の家を造る「木の家づくりネットワーク」のブログです。自然素材を活用し、家族と環境に優しい、本物の木の家をCM型施工管理システムによるリーズナブルコストで実現します。

引き渡しが終わって3年目になる木の家に

メンテナンス確認を兼ねて訪問しました。

 

ご家族は以前にも増してお元気になり

木の家暮らしを満喫されていました。

 

お会いするなり、設計、建設時の昔話に花が咲き

なかなかメンテナンス確認に入れませんでした。

 

一息り話が盛り上がったところで、外から中まで

一巡しながら確認しましたが、特に気になる点は

ありませんでした。

 

外部の木製扉やフェンスの一部に木材の乾燥による

収縮がありましたが、それは改めて簡単な調整で

可能なことでした。

 

 

それよりも、庭や外部の木々の成長に目を奪われました。

 

初夏という季節柄もあるでしょうか、新緑がとても爽やかです。

 

根を張らない竹を選んで、住まい手さんが植えた竹も立派に

根付きました。

 

 

庭の中には植木屋さんに植えてもらった一部の樹のほか

住まい手さんが植えた樹も大きくなり、まるで小さな照葉樹林です。

 

モミジやヤマボウシ、コナラ、ヤツデなど地被類も含めて

階層を構成しています。

 

自然の循環を作りたいとおっしゃっていた住まい手さんの想いが

確実に実現しつつあります。

 

 

アシタバの脇にある鉢は底がとがって、地面にささる珍しいい鉢です。

 

中にはエビ、メダカ、水草などがいて、手を掛けなくても循環しています。

 

ネコ除けの竹格子がかわいいですね。

 

 

夏のビールのつまみのだだっ茶豆の目が出ています。

 

 

蓮の種は、わざわざ割ってあげないと目が出ないとか。

 

 

なるべく、自然に暮らしたい、地面と近い生活を送りたいといった

住まい手さんの木の家づくりに対する思いが伝わってきます。

 

せっけく、大きなお金をかけて木の家を作るのですから

家づくりのプロセスを楽しみながら

暮らし方を見つける木の家づくりをしてみませんか。

 

 

 

 

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