こんにちは。きのひです。

「キレイなお札から使いなさい!」 内藤 誼人 著 を読みました。

2014年5月19日 第1刷発行











「『一流』と思わせるためのお金の心理テクニック」

「世の中で成功している人には、不思議なくらい共通していることがある」











成功したいのなら、成功している人がやっていることを真似すればよい。

「ピアノでも、テニスでも、書道でも技量を磨くのに一番てっとり早い方法は、先生や師匠がやっていることを徹底的に真似することである」












本書は、成功者の共通パターンのなかから「お金の使い方」に焦点をあてたものです。

「たとえば、成功している人たちは、きれいなお札から先に使い、ヨレヨレの古いお札をなるべく使わないように心がけている」











その理由は簡単で、汚れたお札をもらって嬉しい人などいないから。

「お金としての価値は同じでも、古いお札だとなんだか安っぽく感じてしまうものだ」











ヨレヨレのお札は「自動販売機で飲み物を買うときにでも使えばいい」

そしてお札を渡すときは「『顔』が相手からよく見えるように渡す」











名刺を渡すときには、文字が相手から読みやすいように渡します。

お札も同じように「顔」が相手からよく見えるようにさし出すのがよい。











お札の向きなんて、ほんの些細なことなのかもしれません。

でもそういう「ちょっとした気遣い」ができるようにならなければ「社会に出てからの成功はおぼつかない」











自分の好感度をアップする「お金の扱い方」

仕事がうまくいく人の「お金の心理テクニック」

「お金持ち」になるためのささやかな習慣











なかでも面白かったのは「必要のないものは買わない」

お金持ちになるための第一のコツは「なるべく余計なものを買わない」ことに尽きます。











「金は使えば使うほど、入ってくるもんなんだ!」

「いいところに住めば、もっと稼ごうと思って頑張れるんだ!」











そんなことを声高に言う人もいます。

でも「私は、そういう人の発言をまったく信用していない」











著者は出版の世界で生きてきて、ベストセラーを出してお金持ちになった人をたくさん知っています。

ちょっとお金が入ったからと高級外車を乗り回すようになったり、高級マンションに引っ越しをするような作家さん。











「そんな作家さんが、いつの間にか消えていってしまう」

「そんな姿を何度も見てきた」











お金は「使えば使うほど、なくなる」

「お金は使えば使うほど、入ってくる」という言葉は、何の根拠もないし、そもそも「論理的におかしい」











「『お金は、使えばなくなる』のが当然ではないか」

したがって、お金持ちになる第一条件は「とにかく余分なお金を使わないこと」なのです。











お金が入ったからといって、すぐに買おうとしてはならない。

「『あるといいな』は『なくてもいい』と考えるのが、お金持ちになるコツである」












同じ年収300万円の人でも、そのうちの100万円をしっかりと貯金に回す人と、まったく貯金を残さない人とでは、10年間で1000万円もの差がつきます。

「余分なものを買わないようにすれば、自然とお金は貯まっていく」











お金持ちのお宅訪問のようなテレビ番組があるが、本当のお金持ちは「もっと素朴な生活をしているものである」

なぜなら、本当のお金持ちは、いらないものなど買わないから。











「使わなければ、お金は貯まる」

「お金を使いたがる人で、お金持ちになる人はいない」











「お金は使えば使うほど、入ってくる」ってきいたことあります。

多分それは使い方が違うんでしょうね。




単純に物欲を満たすために「使う」方向ではないんだろうなあ。