京都モーニング八景(2025前期・その1) | こっちのkinocoのブログ

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思いついたことを
ぼちぼちと・・・

昨年も書いたんですが、今年もまたまた「京都モーニング八景」をやってみようかなということで、ここ半年くらいの間に食べたモーニングで満足できたお店を集めてみました。
そうそう集まるもんじゃないと思ってたんですが、けっこう行ってたんですね(^0^;)

長くなるので、二回に分けさせてもらって、まずは(その1)を

【第一景】珈琲の店 雲仙(四条西洞院)
以前は日曜しか営業されてなくハードルの高い店だったそうですね。

入った時には空席も多く、ゆったり寛いでると、いつの間にか満席になっていて、店を出る時には平日の朝にもかかわらず行列が出来ていて、びっくりでした。

そんな人気のお店のモーニングセット(600円)は、厚切りトーストに茹で卵付き。

茹で卵をむくのが私は苦手で、撮影用にがんばったんですが、見栄えはイマイチですね。

お味はまあまあ普通なんですが、店内の雰囲気がよくて、そんな空間で飲むと、コーヒーの味も+αの美味しさになりますね。

伝票の裏や、おしぼりの袋のイラストがシャレていて、使用後の物をお土産にいただいて帰りました。


【第二景】タナカコーヒ河原町店(河原町三条)
京都に何店舗かある喫茶店で「イノダコーヒ」と同様に、こちらも店名が「コーヒー」ではなく「コーヒ」です。

開店から30分後くらいの朝だったんですが、カウンターでは男性客が、隣のテーブル席では女性客が、どちらもテーブルに突っ伏してお休み中・・・場所柄、夜の街の時間がまだ続いてるんですかね。

モーニングメニューの中から、ハムトーストセット(902円)をいただきました。

全面喫煙可の店内ですが、私の周りに喫煙者はおらず、美味しいトーストサンドとコーヒーでゆったりとした時間が過ごせましが・・・

隣席のこともあり、朝なんだか夜なんだか、わからないような雰囲気でしたね。

【第三景】コーヒーショップ マルヤマ(四条大和大路)
祇園の夜の街の一画にあって、早朝から開いている喫茶店。

モーニングメニューの中からサラダが付いているグリーンセット(700円)をいただきました。

トースト、サラダ、ゆで卵の載ったワンプレートは、野菜山盛りでサラダが主役という感じですね。

ゆで卵は殻をむいて半分にカットしてあり、むくのが苦手な私には嬉しい。
固ゆでではなく半熟黄味なら、さらにポイント高かったんですが・・・


【第四景】カフェ セバーグ(千本御池)
次はかなり個性的な映画がコンセプトのカフェ。
私、映画に疎いもので、入店をためらっていたのですが、自家製パンのトーストに惹かれて入ってみました。

終日食べられるモーニングメニュー(850円)は、マスターが毎朝焼き上げるというパンのトーストに、茹で卵とプチトマト、シリアス入りヨーグルトが付いたもの。
映画がコンセプトというだけあって、セットに出来るブレンドコーヒーも、「スカーレット・ブレンド」「セバーグ・ブレンド」「ケイト・ブレンド」と映画女優の名前が付けられて、私は店名にもなっている中深煎りの「セバーグ・ブレンド」をいただきました。

お目当ての自家製パンは、トーストされているので外はかりっとしてますが、厚切りの中の部分は、なんとも言えない独特の柔らかさで、口の中でとろけるような味わい。

初めて体験した食感に、マスターに感想を聞かれて、上手い表現が見つからず正直に答えてしまったんですが・・・
「このパンを食べに来られる海外のお客さんも多いのですが、みなさん、こんなパンは初めてとおっしゃるんですよ」とのこと。
まんざらハズレてもいなかったようですね。

そしてこの店、コーヒーもかなり美味しい。
映画ポスターやチラシが壁一面に飾られた店内、本棚には映画本がずらりと並んでましたが、その中にはコーヒーの本もたくさんあったので、パンだけでなくコーヒーにも「こだわり」が生かされているんでしょうね。

ちなみに入店時に「私、映画はよく知らないんですが、自家製パンが気になって・・・」と言っておいたんですが、マスターと話すうちに、いつの間にか映画の話に引き込まれてましたね。


てことで、まずは(その1)の四景・・・
(その2)に続きます(^^ゞ