「光る君へ」は越前編に突入して、私的には、また序盤のようなヘンテコな創作ストーリーが始まるのかと、憂鬱な気持ちで視聴したのですが
第22回、第23回と、予想に反して面白かったですね(^o^)
怪しげな宋の商人・朱仁聡(この人は実在人物らしい)と通詞・三国安麻呂
胡散臭い在地官人、越前介・源光雅と大掾・大野国勝
そして謎の男・周明
まひろは早速、浜辺で見かけた周明とコンタクト
「帰りましょう」と言う乙丸が、完全無視されててカワイソウでしたね(~_~;)
一方、まじめ人間の為時は、越前介の源光雅に「これまで通り、好きにさせて」と賄賂を差し出されたのを、突き返してしまい
嫌がらせを受けたせいでか、体調を崩してしまう(・・;A
そこへ、これはチャンスとばかり、朱仁聡が薬師を伴ってやって来て、この薬師が周明だという、スゴイわかりやすい展開(^0^;)
周明に鍼治療を受けた為時は、朱仁聡に借りを作ってしまったってトコですかね
そして、通詞の三国安麻呂が殺されるという事件が起こって、話は一気に「サスペンス劇場」(^0^;)
朱仁聡が下手人として、しょっ引かれてしまいます。
ところが、周明が事件の目撃者を連れてきて、朱仁聡の無実が証明されるというのが第22回から第23回にかけての展開
真相は武生の商人が三国安麻呂(コイツ、やっぱりワルでした)ともめた時に、事故って殺してしまい、それを知った源光雅が朱仁聡に罪をなすりつけ、宋人の力を削ごうと企んだ・・・ということ
ここでは為時が名奉行みたいに、うまくサバイてましたが
でもね、私は周明がどうやって目撃者を探し出して来たのか・・・コイツ、タダモノじゃないな・・・て気がしましたけどね
為時は周明を通詞に任命してしまいましたが、ちょっと警戒すべきじゃなかったのかな(~_~;)
そして、胡散臭いと思っていた源光雅ですが、時代劇の悪代官的なワルではなかったようで
表には出せない事もあるんでしょうが、在地官人としては有能なのかもしれませんね。
それよりワルだったのは周明で、まひろを取り込んで左大臣・道長を動かそうという魂胆
いや、さらにワルなのは朱仁聡という事になるんでしょうか・・・
てトコで、これで次回に続くと思ってたら違いましたね(^_^;A
まひろと周明が会っている所に、颯爽(?)と現れた宣孝殿(^0^;)
私、越前編の一番の関心事は、まひろと宣孝が結ばれるまでが、どう描かれるかだったんですが
父親の留守を狙ったようにやって来て、いい雰囲気のふたりで、宣孝の思わせぶりなセリフも出てましたが、ラストで、どストレートなプロポーズとは・・・
なんじゃそりゃ(-_-)
ま、そんな風に思うって事は、もうドラマの術中にハマってるって事ですかね・・・
と、越前の事ばかり書いてしまいましたが
この2回も定子と清少納言のシーンは美しくて(*^_^*)
不謹慎かもしれませんが、貴子の喪中、鈍色の喪服がキレイだったですね(^^ゞ
そして、お産のために真っ白な装束
これもまた美しかったです(*^・^*)
他には、東宮・居貞親王(後の三条天皇)が登場
今どうして出て来たのかと思ったら、安倍晴明とつながっていて、どうやら定子に皇子が生まれないよう依頼してたという設定のようですね。
道長とは不仲とされてますが、これから、どういう役割を演じることになるのか
そして、もひとり藤原顕光
無能と言われながら、道長政権下で長くナンバー2を務めた人ですが、これからは出番が増えるかな・・・
越前以外でも、楽しみなメンツが出て来たように思います(^^ゞ