安祥寺の特別拝観に行って来ました
と言っても、「安祥寺ってどこ?」となりそうなので地図をのせておきますと、このあたり
山科疏水のそばになります
通常は拝観受付されてなく不定期に特別拝観が行われていて、前に相方を誘った時には却下されたのですが・・・
どうも最近、新聞で取り上げられたようで、それを見た相方からリクエストが(^0^;)
マスコミ効果は未だスゴイですね(^_^;A
拝観は、まず観音堂から
重文指定の本尊・十一面観音菩薩立像が安置されています(写真は拝観パンフから)
境内には、他に地蔵堂
大師堂や
弁天堂などが点在していて
こちらは明治時代に焼失した多宝塔跡
ここには京都国立博物館に寄託されている五智如来坐像が安置されていたんですが、委託されたのが火災前だったため難を逃れて残ったのだとか
この安祥寺、実はスゴイ歴史を持つ古寺で創建は848年。
平安時代には、この付近一帯に大伽藍が立ち並んでいたそうですが、平安末期には衰退。
江戸時代に復興されたものの、近年はまた荒れてしまっていたらしく・・・
(写真は出典不明ですが、チケットに載せられていた境内の絵図)
それが、先の五智如来坐像が国宝指定を受けたのが契機となって、不定期ながら一般拝観できるまでに整備されたみたいですね。
その一つが、鎮守社である青龍殿の整備
社殿の両側の苔山は、龍を表しているのだとか
そして、もひとつは寺務所前の庭園
整備前の様子を写した写真が飾られてましたが
今はこんな様子
この庭園は「五智遍明庭」と呼ばれ、五つの庭石が五智如来を表しているんだそうですね。
京博の五智如来坐像は、行く度に見ていて馴染みがありましたが
(写真は京博HPから)
その御実家は初訪問で、感慨深いものがありました(*^_^*)
さらにもひとつ、ここに来てみたかったのは、お寺の中にお菓子屋さんが出来たと聞いたためで
御札などの授与所の一画で、ご住職の娘さんが作られたお菓子が売られてました(^^ゞ
サブレやクッキー、フィナンシェなど焼菓子をいくつかお土産に購入
他に、この「ほうじ茶シフォンサンドケーキ」をひとつ、店の前のベンチでいただきましたが
生クリームを挟んだシフォンケーキは、ふわふわで美味しかったですね(^~^)
ただ、材料にこだわってるせいか、けっこう強気なお値段でしたが(^0^;A