大阪中之島美術館「福田平八郎展」 | こっちのkinocoのブログ

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思いついたことを
ぼちぼちと・・・

先日の土曜日は、大阪中之島美術館で開催中の「福田平八郎展」に行って来ました(^_^)/

ということなんですが、写真のように別フロアでは「モネ展」が開催されていて・・・

美術館を何重にも取り囲む行列は「モネ展」の待ち行列

一方「福田平八郎展」は入場待ちゼロで、何時間待ってるんだろうという「モネ展」待ちのお客さんの脇をささっと通り抜けて入場(^0^;)

福田平八郎も日本画ファンには有名な画家なんですが、知名度というか人気というか話題性というか・・・
その差にはビックリですね(O_O)

でもまあ「福田平八郎展」も、入ってみれば適度な混み具合

 

なんだかんだ言ってますが、私も福田平八郎の作品をそんなに多く見て来たわけでもないので、この「竹」や

「筍」や「花菖蒲」などは、馴染みのある作品ですが

他にも面白い作品がいろいろとありました(^^♪

写真撮影OKな絵もあって、そんな中からピックアップすると
屏風絵の「朝顔」や

「水」「新雪」

「紅白餅」「うす氷」「牡蠣と明太子」など

そして、この「桃」なんか、イイですね(*^_^*)

 

絵ハガキも珍しく欲しい絵の物が多くあって買って帰ったのですが、
相方の好みでは「氷」や「雨」

そして「雲」

私の好みでは「鮎」

「草河豚・鰈」

そしてユーモラスな「池辺の家鴨」など(^o^)

そんなことで、鑑賞後も楽しめた「福田平八郎展」だったのですが・・・

 

残念な事もあって・・・
ひとつは、この展覧会の目玉だろう作品「漣(さざなみ」の展示休止で、代わりに複製画が飾られてました。

作品保護のためという事で、やむを得ない事なんですが、この作品は自館の収蔵品。
こういう状況は予見できなかったのかな・・・と疑問。

最初から展示期間を限定するとか、照明など展示環境に配慮するとか、事前対策は出来たんじゃないですかね(~_~;)

もひとつは、展示室で終始しゃべり続けてる人が居たことで、これは私達も気になってました。
どうもクレームが入ったようで、スタッフ間で「今後見かけたら注意するように」との伝達がされてるのを、相方が聞いたそうです。
しかし、これってクレームが入る前に注意すべき事で、あの状況ならスタッフが気づかないはずはない・・・
対応が後手後手ですね(~_~;)

後は、美術館建物の問題になりますが、床にある室内の壁を照らすライトが、上を歩くと眩しい・・・

今回、混雑してて、壁際を通る必要があって気が付いたので、普段は問題ないのかもしれませんが(~_~;)

そして1階から2階につながる階段に取り付けられた足元灯

降りる時には明るくて良さそうですが、階段を登る時には、光が目に入り段差もわかりにくく、歩きにくいというより、もう危険レベルに感じました(~_~;)

建物自体がアートしてるのかもしれませんが、利用者の事が考えられてない、どうも好きになれない美術館ですね(・・;)