しばらく日本初演のミュージカル「パッション」について
記録しておきたいと思います。




前の記事「初見で感想は難しい」で、
感動するには観る側に修行が必要と綴りましたが、
2回目で私の感想はもう覆っています。

ジョルジオがクララからフォスカに心変わりするのと同じくらいの衝撃の変化です!

ものすごく感動したし、堪能してもうこの作品が大好きになりました。

苦悩するジョルジオ
愛し方を知らないフォスカ
ひとり狂わないクララ

3人の愛の道往きのパッションが解るようになりました。

今後、以下の通りに分けて、個人的にまとめてみようと思います。
(出来るかちょっと不安。)


・「パッション」文学と捉えると美しい

・「パッション」クララ編、ジョルジオ&フォスカ編

・「パッション」井上芳雄さんのリアクション芸(じゃなくて演技)
(この記事だけは本当にごめんなさい、
私もファンなんですよ、本当に)

・「パッション」楽しむポイント

昨日、都合がついたので、当日券Z席で観劇して、トークショーも拝見してきました。

進行は中井美穂アナウンサー、そして演出家の宮田慶子さん、主演の井上芳雄さん、ヒロインのお二人の和音美桜さん、シルビア・グラブさんでした。

観客席からの質問コーナーがあったんです。

私も手を挙げたのですが、お隣のマスクをした女性が当てられて、軍服のブローチについて聞いていらっしゃいました。

皆さん、演出や作品の事を質問しておられました。

なのに私ときたら、和音さんと井上さんに

「ベッドシーンのシーツの中は全裸ですか?
パンツ履いていますか?
見えている裸体にはドーラン塗っていますか?」
などと聞こうとしていたんですね…。

きっと神さまが、そんな下世話な事を聞いてはいけません、と当ててもらえなかったんですね。

会場内の皆さん、ドン引きしそうですよね、そんな質問したら…。

でも井上さんに壇上から
「そんな事ばかり気にして観てるんですか!」
と怒られても、
「いえ、全裸でもパンツ履いててもどちらでもいいんですが、
どっちかハッキリわかってる方が芝居に集中できるんです、
わからないとついどうなってるのかな?と…歌詞を聞きそびれて。」

と、もう叱られても聞いてみようと覚悟していたのに…。

皆さんは何を質問したかったのでしょうか?