「ピアフ」

東京千秋楽公演を観劇しました。


◇1/31(土)  マチネ  シアタークリエ

                      6列上手









出演
大竹しのぶ  梅沢昌代  彩輝なお
廣瀬友祐  藤岡正明 上原理生  山崎大輝
川久保拓司 前田一世 土屋佑壱 小林風花

演出  栗山民也


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上演15周年記念公演だそうです。
日本初演が2011年だったのですね。
この作品をご覧になる方は
シャンソン歌手ピアフの曲に惹かれたり
その人生をミュージカルで見たかったり
さまざまだと思いますが、
「大竹しのぶのピアフが見たい」
これが目当てで劇場に足を運ぶ方が
多いのではないでしょうか。
私はそうなのです。

もちろんこの先の未来に
ピアフを他の女優が演じれば、
それはそれで見に行くと思いますが、
今(「ピアフ」を見に行く)というのは
「大竹しのぶの芸を見に行く」
「大竹しのぶのピアフをみる」と
イコールなのです。
そこがいつもの観劇とは違います。

そして今回も「女優 大竹しのぶ」を
しかと見てまいりました目
私にとって幼な心に
「女優」を意識した原体験が
大竹しのぶさんでしたので見るたびに
「はじめて意識した女優という生き物」、
その幼い私に戻って感動するのです。

ピアフはおそらく大竹しのぶさんの
ひとりミュージカルでも成立すると
思います。そのぐらい、
指先、髪の先まで360°憑依女優。
ピアフを取り巻く若い男性キャストら
(廣瀬くん藤岡くん理生くん川久保くん
大輝くん…他)が、
しのぶさんに感電したような芝居を
見せてくれるのが
この作品の醍醐味でもありました。

TJこと川久保拓司さんは
素晴らしい自転車走行を見せてくれます。
醍醐味ってそこ?(ちゃうちゃうアセアセ)
軍服もかっこよくてお似合いで
チンピラも付き人も好演されて… 
だから醍醐味ってそこ?
(ちゃうちゃうアセアセ) 
今回TJさんお取次ぎチケットで
観劇でしたから触れたくてねラブ 
川久保さん、
どの役もホントに素敵でしたの。

そして初演から変わらぬ女性キャスト、
梅沢昌代さん彩輝なおさんがまたいいの爆笑
この作品を拝見するたび好きになります。
特に梅沢昌代さん演じる知己トワーヌが
ピアフの晩年に登場する場面など
人生忙しくしている時には
互いに疎遠になっていても弱ったら 
駆けつけてくれる友人っていいなぁと
甘えたり甘えられたり、
その彼女の温もりに涙します。

極貧からスターに、
愛する人との死別や
男(愛)がいなくちゃ生きていけない、
そして酒、クスリ、酒…
目まぐるしい3時間ですが、
しのぶさんが
♪もう、いいの…もう後悔しない…♪と
ラスト(水に流して)を歌い出すとまるっと
「お…おう、これでええんか…」と  
妙に納得してしまうまでが
本作観劇のいつもの私のお約束です笑い泣き


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大竹しのぶさんが日本版最適解ピアフか、
と言われるとそれはわかりませんが、
私は大竹さんを
日本芸能史に名を刻む名優だと思っていて
彼女の芸を観たくてピアフに足を運びます。


横道それて、私は
フランスのマリオン・コティヤールという
女優さんの顔が好きなのです。
顔ももちろん好きですが、
容姿も芝居も佇まいもエレガントでラブ
そして
実は彼女のピアフが一番好きです。