こんばんは、東京も今週とうとう桜が満開になりました。向こう側に空を見渡すことができないほど、見上げると桜の花でいっぱいです。いい季節です。

 

 

 

「ムカついた」と思い切り言える人を「うらやましい」と思った話

 

一昨年の秋から「思考は現実化するのか?」という検証に取り組み始めて、この4月で1年半が経過しました。

 

私の願いはいまだに1つも現実化していません。

 

思考や潜在意識の勉強を通して、自分の考え方や内面は大きく変化したと感じているのですが、客観的な事実だけを考えれば、状況は1年半前よりもむしろ悪くなっている感じです。

 

それでもとにかく前向きに、「自分なりのやり方を見つけられないか?」と試行錯誤を続けています。

 

そんな中で、とあるYouTube動画を観ていたとき「自分が間違えていたのかもしれない」と思ったことがあったので、今日はその話をここに書きたいと思います。

 

私が観たのは、ベストセラー『やりたいことの見つけ方』著者の八木仁平さんのチャンネルの、公開コンサルの動画です。

 

⚫︎2024年3月24日公開

「コンサルに騙されて借金…」人生を他人に任せ続け自分を見失ってしまった女性

https://youtu.be/Se3J8mOBNxU?si=j-iN0M24d7Y-BKud

 

この相談者の方は、子供の頃からずっと、嫌なことがあっても言いたいことがあっても、何も言わずに飲み込んできたそうです。動画の後半部分で八木さんは、「過去にムカついたこと」をどんどん話すよう相談者さんに促します。そして八木さんも、自身の過去のムカついた体験を話しながら、それが現在の仕事にどうつながっているのかを話しています。

 

八木さんが「本当はどう思っていたんですか?」「今ならそいつになんて言ってやりますか?」「怒りに向き合っていないんですよ」「子供の頃の自分を今なら癒せるんですよ」と言う度に、相談者の方の表情がどんどん明るくなっていきました。

 

私はこの2人の話を聞いていて、ただただ「うらやましいな」と思いました。

 

私も本当は、不満や批判を思いっきりぶちまけてやりたいと心の中では思っているのだと、感じました。

 

 

ずっと自分に我慢をさせて謝らせ続けていた

 

これまでの1年半で、私は思考や潜在意識の勉強を通して、目の前に展開される自分にとって都合の悪い現実もすべて自分の思考が作り出したものだと学びました。

 

だから、ネガティブな思考に向き合うさまざまなワークにも、真剣に取り組んできました。

 

例えば、思考の学校校長先生の宮増侑嬉(大石洋子)さんの著書『7日間でなりたい私になれるワーク』に紹介されている、「ネガティブな出来事に対して言いたいことを、同じように自分に言いたいと思っている人がいないか考えて、心から謝るワーク」を繰り返しやってみたり、

 

⚫︎2021年8月20日発売

『7日間でなりたい私になれるワーク』

https://www.amazon.co.jp/dp/4866673001

 

宮増さんが思考の学校のYouTubeチャンネルで紹介していた、「気軽に他人の批判をしている自分に気付いて、人の見えない努力に目を向ける」ことを心がける努力をしてみたり、

 

⚫︎2023年5月9日公開

潜在意識のクセを知って、あなたの夢を楽に叶えてください

https://youtu.be/CMzignoFhjw?si=PxTLyki8yteqIRzJ

 

稲盛和夫さんが推薦したことでも有名な、100万部を超えるベストセラー『鏡の法則』の中に出てくる「ゆるすための8ステップ」というワークに毎日取り組んだり、

 

⚫︎2017年1月6日発売

『完全版 鏡の法則』

https://www.amazon.co.jp/dp/4763135023

 

とにかく私は、自分の中にあるネガティブな感情を見つけては、「批判や不満は言わないように我慢する」「原因となった自分の思考や行動を見つけて謝る」ことを、自分に課してきました。

 

そうしなければ、ネガティブな思考がどんどん溜まってそれが現実化してしまうと思っていたからです。

 

私は、自分に我慢をさせたり謝らせたり、そんなことばかりをしてきました。自分の中のネガティブな感情に向き合っているようで、まったく向き合っていませんでした。

 

だから、思い切り批判や悪口をぶちまけている人を見て「うらやましい」と感じたのだと思います。

 

 

ルールを破って批判や悪口を言いっぱなしにしてみる

 

私は昨年、『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』という本と出会いました。この本には「モーニングページ」という、朝起きてすぐに自分の思考をひたすらA4のノートに書き出すというワークが紹介されています。

 

⚫︎2017年5月8日発売

『新版 ずっとやりたかったことを、やりなさい。』

https://www.amazon.co.jp/dp/4763136038

 

⚫︎2021年8月3日発売

『新版 ずっとやりたかったことを、やりなさい。(2)』

https://www.amazon.co.jp/dp/476313925

 

これは12週間のワークなのですが、私は現在も毎日の習慣としてやり続けています。心の状態をコントロールするのに非常に効果的で、やり始めてからすでに250日を超えました。

 

八木さんの動画を観て以降、私はこの「モーニングページ」に、そのとき思いついた批判や悪口を一切の我慢をせずに思い切りぶちまけています。そして、書き終わった後に「罪悪感を感じたり、謝ったり、反省したりする必要はない」という許可を自分に出しています。

 

つまり、批判や悪口を言いたいだけ言って、言いっぱなしにするということです。

 

最初、「こんなことをすると悪い現実が作られるのではないか?」と不安だったので、そのことをChatGPTに相談してみました。すると、

 

「紙に書き出すことは感情を整理し、心の負担を軽くするのに効果的かもしれません。ただし、その後、その感情を手放すことが大切です。」

 

と教えてくれました。そして「感情を手放す」とは具体的にどうすればいいのか尋ねてみると、

 

「この感情が私の幸福を妨げることはない」

「この感情は過去のもので現在や未来には影響しない」

「この感情を手放すことで自由になれる」

「この感情を手放すことで新しい可能性が広がる」

と考えること。

 

だと教えてくれました。さらに、

 

「感情を紙に書き殴った後、深呼吸を数回したり、瞑想をしたりするのも有効」

 

だというアドバイスもくれました。

 

ここ5日間ほど、「モーニングページ」に批判や悪口をぶちまけることを続けています。

 

不思議と、「この人については今後はこう考えることにしよう」とか「他の人に同じことをされてもムカつかないのにどうしてこの人は嫌なんだろう?」とか、自然に解決策が見つかったり、客観的で冷静な視点がもてたり、批判や悪口だけにとどまらない思考が出てきて、気分が休まる感覚があります自分自身への理解も確実に深まるだろうと感じています。

 

このやり方が合っているかどうかわかりませんが、しばらく続けてみようと思います。何か客観的に見てもわかるような変化があったときは、このブログに書きたいと思います。引き続き見守っていていただければ幸いです。

 

 

次の投稿を楽しみにお待ちいただければと。