こんばんは、ここ最近東京の桜の開花の様子を記録しようと、同じ桜の木の写真を撮っています。今日くらい暖かいと本当に過ごしやすくて、気持ちが癒されます。桜の木も心なしか気持ちよさそうに見えました。

 

 

 

思考や潜在意識に関する「ネガティブな情報」を書くことについて

 

私は一昨年の秋から約1年半近く思考や潜在意識の勉強をしてきましたが、いまだに、願いは1つも叶っていません。

 

このブログに「私のネガティブな心境ばかり書くのはどうなのか?」とも思ったのですが、思考の現実化や潜在意識の話では「ポジティブな内容の発信」のほうが圧倒的に多く、「ネガティブな情報」のほうが表に出てきづらいように私自身感じているので、それを正直に書くことには一定の価値があるのではないかと思い、これを書くことにしました。

 

ただ、思考の現実化や潜在意識に関する発信をしている人を非難したいという気持ちは私には一切ありませんし、このブログを書くときには「どんなことにどんなふうにどれくらいの期間取り組んで、どんなふうにうまくいかなくて、どんな心境なのか?」をできるだけ具体的に書くように気をつけています。

 

その上で、今は精神的にとてもつらい状況にあります。

 

「あともう少し、あともう少し……」と信じて頑張ってきたものの、期待と失望を何度も繰り返してきたこの1年半で、私の心はかなり疲弊してしまったと感じています。

 

「思考は本当に現実化するのか?」という検証のスタートから500日を過ぎたところで、一旦、思考や潜在意識について積極的に勉強することはお休みしようと決めましたが、それでも「何か他の方法はないのか?」「何か突破口はないのか?」と、引き続き頑張ることは続けています

 

 

自分が「頑張り続ける理由」に気づいて涙が溢れた話

 

この1年半、思考や潜在意識の勉強をたくさんしてきた分、今はより具体的で現実的なビジネス書などを読んだりビジネスで実績を上げている著名人のセミナーを視聴したりしています。スピリチュアル的な要素があるものとは、無意識に少し距離をとっているかもしれません。

 

そして、小説を読んだり映画を観たり、仕事には直接関係があるわけではないエンターテイメントを楽しむ時間もとるようになっています。

 

今TVerで「3か月に一度の大量配信中!名作ドラマ特集 250選」が開催中で、普段は有料配信のドラマが期間限定で視聴できるのでときどき観ているのですが、対象が1990年代以降の作品なので、特に昔のドラマは現代とはなんとなく雰囲気が違っていてとても面白いです。妙に活気があったり、スマホがガラケーだったり、ベテランの役者さんがまだ若手だったり、ストーリー以外にも楽しめる要素がたくさんあります。

 

その中で、現在放映中のドラマを含めた視聴ランキングで上位に入っていたのが、2003年にフジテレビで放送されていた『美女か野獣』というドラマの第7話でした。

 

⚫︎2003年放送 ※4月4日(木)23:59終了予定

『美女か野獣』第7話「好きなんだ、今も」

https://tver.jp/episodes/ept641d431

 

福山雅治さんと松嶋菜々子さんが主演で、出演者もとても豪華です。テレビ局の報道部門のスタッフチームの奮闘ぶりが描かれているドラマで、この第7話のテーマは「裏口入学」でした。スタッフの1人が娘の中学受験を通して、とある名門校が裏口入学の条件に寄付金1000万円を要求している実態を知ってしまうという回でした。

 

私は、何気なくパソコンの画面に流して別のことをしながら視聴していたのですが、最後の最後の渡辺いっけいさんのセリフが突然耳に飛び込んできて思わず涙が溢れてしまいました。

 

本当は、娘の千尋ちゃんは中学受験をしたくなかったと知って、奥さんを怒鳴りつけるシーンです。千尋ちゃんが何も言わずにずっと頑張っていたのは、お父さんとお母さんのことが好きだったから。だから一生懸命頑張っていたのだと知って、「頑張ってんだ、千尋は!」と渡辺いっけいさんが叫ぶという場面でした。「俺はこれからやりたいようにやるからな!千尋にだってやりたいようにさせるぞ!」そう言って、お腹を壊してもいいからパフェを好きなだけ食べろと、報道フロアを後にしてファミレスに向かいました。

 

私の胸の中にあった思いが映像になって目の前に現れたと思えるほど、とても胸を打たれました。

 

 

私が頑張っているのは「自分のことが好き」だから

 

「たった1週間で人生が変わった!」「1ヶ月で臨時収入が入った!」「3ヶ月後に奇跡的な出会いを経験した!」世の中に溢れているそんな話を耳にし続けながら、自分の人生には何の変化もなく、願いは1つも叶わず、最初にもっていた期待がどんどん失望に変わっていく中、それでも「思考は現実化する」ことを信じて「ここが間違っているのかな?」「ここを直せばいいのかな?」とずっと頑張ってきました

 

思考や潜在意識の勉強を一旦お休みしようと決めた後も「何か他の方法はないのか?」「何か突破口はないのか?」と、私はまだ懲りずに頑張り続けています

 

どうしてそんなに頑張るのか……それは他でもない「自分のことが好き」だからです。

 

私は自分のことが大好きで、大切で、心から幸せになってほしいと願っているから、ここまで頑張れるのだと思いました。渡辺いっけいさんのセリフを聞いた瞬間、そのことにハッと気づいて、思わず涙が出たのだと思います。

 

自分を大切に思えることは「思考が現実化する」ための第一歩として必要なこととされています。涙が出るほど自分のことを大切だと思える時間をもてたことを、本当によかったなと思いました。

 

 

次の投稿を楽しみにお待ちいただければと。