思考や潜在意識の勉強を始めてから増え続けている私の読書量
私が思考や潜在意識の勉強を始めてから、今月で1年4ヶ月目です。「あっという間に現実が変わった」という話が世間に溢れている中で、私の願いはまだ1つも現実化していません。
でも、私は「その現実」も含めて、2024年はすべてを「受け入れる」年にしようと決めています。目の前に起こる現実も、現れる人も、与えられる無数の情報や言葉も、素直な気持ちで受け止めようと心がけています。
そのようなこともあり、今年に入ってから、私の読書量はますます増えています。
「高世帯年収層は一般世帯よりも読書量が圧倒的に多い」という話もあるくらいなので、私としてはとてもいい傾向だと思っています。
⚫︎2022年10月31日発売
高年収は平均年収の1.3倍本を読む 年収1000万円以上がよく読む本のジャンルは?
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2210/31/news129.html
今週も同時並行で何冊か本を読んでいますが、そのうちの1冊から大きな気づきを得られたなと感じたので、今日はその本について書こうと思います。ナポレオン・ヒル著の『私たちはできていないが、成功者はやっている52のこと』です。
⚫︎2019年7月8日発売
『私たちはできていないが、成功者はやっている52のこと』
この本は、タイトル通り成功者の習慣が52項目にわたって紹介されているのですが、目次が本の総まとめのようになっているので、「目次だけでも読む価値があるな」と感じて私は読むことに決めました。
目次を一通り読んだ後で、自分が興味をもってさらに深く知りたいと思った項目を読んでみました。
「目標設定」と同じくらい重要な「計画性」
この本に出てくる52項目の中で、最も印象に残ったのは「計画性」についての話でした。
具体的には、本の
1項目目:目標も計画もなしに成功するのは難しい
4項目目:成功者と失敗者の差
の中に出てきます。
思考や潜在意識の勉強をしているとよく出会う言葉の1つに「まずは自分の願望を明確にすること」というのがあると思います。「そもそも自分が何を望んでいるか=目標設定」がまずは大事だということです。
だから私も、自分にできるかどうかわからないとか、人からどう思われるかとか、どうやって実現すればいいかやり方がわからないとか、そんなことは一切考えずに、時間をかけて自分の願望を明確にすることに、これまで取り組んできました。
でも、具体的にどうすればその願望を現実化できるのか、今の私にはわかりません。それなのにこの本には、
真の成功者とは、自分の人生における明確な目標と、それを達成するための計画を持っている人のことである
とはっきり書かれていたのです。
「計画性」とは小さな目標を微調整を繰り返しながら達成していくこと
この本を読んで「計画性が自分には足りない」と感じた私は、どうやって倒れることのない実行可能な計画を立てるか、その方法について考えてみました。
まず参考にしたのは、高速PDCAで知られている元ソフトバンク社長室長の三木雄信さんが自身の著書の中で紹介していた「大きな目標の手前に小さな目標をたくさん作る方法」でした。
⚫︎2017年2月10日発売
『孫社長のむちゃぶりをすべて解決してきた すごいPDCA―終わらない仕事がすっきり片づく超スピード仕事術』
小さな目標を作るときのルールは
・毎日できること
・具体的なアクションであること
の2つです。
そして、この本には書かれていないのですが、NewsPicksのローランドさんの番組「NewDoor」に三木さんがゲスト出演したとき、「検証については1週間に1回のペースで行うとよい」という趣旨の話をされていました。人間は7つ以上のことは覚えられないので、把握できる限界は1週間であり、だから1週間より先のことはとりあえず考えなくていいということでした。
⚫︎2022年7月21日公開
マルチタスクをこなすための時間術の扉
つまり、
大きな目標を立てたら、そこに向かって毎日実行可能なアクションを小さな目標として作り、それを目先の1週間のことだけを考えて取り組みながら、1週間に一度大きな目標に向かえているかどうか検証と微調整を繰り返す
ということです。
これと似たような話は、自己理解プログラムで知られている八木仁平さんも下記の動画の中で「目標達成メソッド」として紹介しています。八木さんはこれを「ドミノ理論」と呼んでいました。
⚫︎2023年11月28日公開
自信の真実 本物の自信の作り方とやりたいことだけやって生きていく方法
達成したい一番遠くのゴールにある「大きなドミノ」を倒すために、手前に並んでいる「小さなドミノ」を1つ1つ倒していく、という考え方です。
目標設定を明確にしつつも、途中段階においては不確定要素も多いので、綿密な計画を立てることはできません。目標達成のための「計画性」とは、目先のやるべきことに取り組みながら、最終的な目標にしっかり照準を合わせて調整していくことなのだとわかりました。
やりたかったことをやり残して終わる日がなくなった
書籍『私たちはできていないが、成功者はやっている52のこと』を読んでから、私は「計画」と「目先の1週間」を意識して、毎日のタスクに取り組むようになりました。
以前は「今日もやりたかったことが全部終わらなかった……」と1日が終わるのが当たり前だったのに、ここ数日はその日のタスクを全部終わらせることができるようになりました。
この「タスク」というのは仕事のことだけでなく、思考の勉強や読書、起業の準備、掃除や買い物まで、あらゆる「その日にやりたいこと」です。
毎日やりたいことをやり切って終われる日々は、とても達成感と充実感があり、「とんでもない奇跡のようなことが起こらなかったとしても、私は自分の力で願望実現できるのではないか?」と思えるほどの自信も出てきました。
2024年、私の現実がどうなっていくのか、今後が本当に楽しみです。
次の投稿を楽しみにお待ちいただければと。