昨年2022年の10月から、「思考は本当に現実化するのか?」という検証に取り組んでいます。
スタートから1年、まだ思うような「思考の現実化」は起こっていません。
これから一気に豊かな毎日がやってくると思うと、とても楽しみです。プロフィール欄に試したことを時系列で書いて記録しています。
自分の思考を変えることで「急に親の態度が変わる」という話
思考や潜在意識の勉強を始めてから、私は「幼少期の自分」が今の自分に大きな影響を与えているということを知りました。
特に、「人間関係がうまくいかないこと」については幼少期の母親との関係が影響している場合が多く、「仕事やお金に関してうまくいかないこと」については幼少期の父親との関係が影響しているということを学びました。
私が「思考の現実化」に取り組み始めるきっかけとなった思考の学校校長の大石洋子さんの著書、『7日間でなりたい私になれるワーク』の中のコラムには、「困っていることが現実化した原因になっている思考は、0歳から6歳までに培った記憶がベースになっている」ということが書かれています。
⚫︎2021年8月20日発売
『7日間でなりたい私になれるワーク』
そして、幼少期に経験したことに基づいた「誤った思考」から築き上げた親子関係が、今の自分の目の前に展開される「仕事・お金・人間関係などの現実」に、すべて反映されるということです。
実際に、思考を変えて親との関係を見直すことで、必ず目の前の現実には変化が起こると大石さんはおっしゃっています。下記の動画では、大石さんご本人が経験した「親の態度が急変した」エピソードを紹介しています。
⚫︎2023年4月23日公開
親に甘えられず育った人の5つのサイン【潜在意識】 大石洋子/思考の学校
「親との関係を見直すこと」を試みたものの失敗に終わる
大石さんが書籍や動画で紹介しているワークに取り組むことで、少しずつ自信をつけていった私は、関係の悪かった母親と向き合う決心をして、数年ぶりに実家に帰省をしました。でも、結果は散々。母親は以前と何も変わっていませんでした。
これは私にとって非常にショックな出来事で、「私の現実は変わらないのかもしれない」と、強烈に思ってしまった瞬間でもありました。
大石さんは、上記で紹介した著書のあとがきで「変化のペースは人それぞれ」「自分を責めないことが大切」と、決して無理をしないようにと書いています。
また、毒親問題に悩む人に寄り添った情報発信やカウンセリングを行っている高橋リエさんは、無理して親に付き合ったり、親を満足させてあげようとしたり、親の機嫌を損なわないように我慢したり、そういったことは必要ないという話を度々されています。
⚫︎2022年4月22日公開
我慢をやめて、もっと自分を大切にしよう!【毒親講座】
https://www.youtube.com/watch?v=zeG8IIY-QzY
⚫︎2020年9月8日公開
関わってはいけない人、それは親かも!?【毒親講座】
親と向き合う上で大切なことは、「自分が先、親が後」という順番を間違えないことなのだと、私はこの失敗を通して学びました。自分の心に余裕がなければ、親に向き合うことなんてできないということです。
私はこのとき、まずは自分を癒すために時間を使うことにして「親のことは後回しにしよう」と決めました。
再び「親との関係を見直すこと」に向き合ってみた
実家への帰省でひどく心を痛めてから約半年が経った頃、私は引き続き「思考の現実化」の検証に取り組む中で「幼少期の自分を振り返る」というワークをやっていました。
そのワークをきっかけに、私は数十年ぶりに自分の生まれた街を訪ねたのですが、そこで「まだ若かった親が必死に自分を育てていた姿を想像する」という経験をしました。
そして、これまで抱えてきた親への恨み辛みに対して「もう、いいかな」という思いが湧いてきて、過去の自分の心の傷が癒えたような感覚をもつことができました。
下記の動画の中で、大石さんが「親との関係」について少し触れている部分があり、「大人と言えども不完全な人間、でも不完全ながらも自分なりにできることを懸命にやってきた」という趣旨のお話をされているのですが、まさにその事実を痛感するような体験でした。
⚫︎2023年5月1日公開
【大石洋子】寝ながら聴くだけで潜在意識が最高のパートナーシップを引き寄せる。旦那やパートナーと不仲なあなた
生まれた街を訪れた翌々日、突然、実家から「祖母の具合が少し悪い」という連絡がありました。(結局、大事には至らず今でも元気にしています。)
なぜかこのタイミングで用意された実家に帰る機会。私は、祖母のお見舞いを口実に再び帰省することを決めました。もう一度、諦めずに親と向き合おうと思ったからです。
ただ、前回失敗してしまった帰省を踏まえて、私は3つのことを心に決めて帰ることにしました。
・親に対して、無理も期待もしないこと。
・嫌なことは「嫌だ」と言うこと。
・親のことよりも「自分を大切にする気持ち」を優先すること。
結果、この帰省は私にとって「良いこともなかったけど、悪いこともなかった」という出来事になりました。「何もなかった」には違いありませんが、悪いことがなかったことは私にとっては「前進」です。
私は少し、自分の潜在意識が作り出す世界を「怖がりすぎていた」のかもしれません。必要なことは潜在意識がちゃんとこの世界に生み出してくれるし、それは決して私を傷つけるものではないことを、もっと信じようと思いました。
まだ何1つ現実化は起こっていないと言えば確かにそうなのですが、少しずつ何かが変わり始めているのかもしれないと感じています。
次の投稿を楽しみにお待ちいただければと。