私は今、自分の人生の時間を使って「思考は本当に現実化するのか?」という検証に挑戦しています。

 

挑戦を始めてからこの10月で、ちょうど1年が経ちました。

 

世間には、思考や潜在意識について学んだことで「あっという間に現実が変わった!」という声が溢れていますが、私の現実はまだ1年前からほとんど変わっていません。

 

これからどんなふうにして思考の現実化が起こっていくのか、このブログには引き続きすべてを正直に記録として綴ろうと思います。プロフィール欄には試してみたことを時系列で書いています。

 

 

書籍『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』の12週間のワークに出会う

 

思考の現実化に成功して想いを叶えた「未来の自分」に、「何をしたから思考が現実化したと思うか?」と尋ねたら、なんと答えるだろう……。

 

そんなことを考えていたとき、頭をふとよぎったことが「とにかく徹底的に自分と向き合ったよ」という言葉でした。

 

思考や潜在意識の勉強を始めてから、私たちはいかに「自分自身のことを知らないか」「自分の本当の想いや願いに気づけていないか」ということを学びました。だからこんな言葉が思い浮かんだのかもしれません。

 

そこで私は、もっと徹底的に自分と向き合う方法はないかと探しました。私が「思考の現実化」の検証を始めてから、ちょうど8ヶ月目に差し掛かった頃のことです。

 

見つけたのは『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』という本でした。

 

⚫︎2001年3月31日発売

『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』

https://www.amazon.co.jp/dp/B00AE6WU8U

 

⚫︎2021年8月3日発売

『新版 ずっとやりたかったことを、やりなさい。(2)』

https://www.amazon.co.jp/dp/4763139258

 

⚫︎2022年7月27日発売

『新版 いくつになっても、ずっとやりたかったことを、やりなさい。』

https://www.amazon.co.jp/dp/4763140043

 

このシリーズは、30年以上前にアメリカで出版された『The Artist’s Way』という原題の本で、私ももちろん存在は知っていましたが、読んだことはありませんでした。

 

世界的な活躍をしているアーティストが、この本の影響を受けたことを公言するほど有名な本です。

 

日本でも岡田斗司夫さんや中田敦彦さんが、ご自身で取り組んだ上で「おすすめだ」と動画で紹介しています。

 

▶︎岡田斗司夫ゼミ

⚫︎2020年10月17日公開

お待たせ!岡田斗司夫ゼミ最新版#362(2020.10.11)『プラダを着た悪魔』と。自己改革と。「老化しない世界」と。/ OTAKING Seminar #362

https://youtu.be/rWZW6d7OnrY?si=Fuu7GNe61HbHNr92

 

▶︎中田敦彦のYouTube大学

⚫︎2020年9月22日公開

【ずっとやりたかったことをやりなさい①】忘れていた夢を叶えた人続出の全米ベストセラー(It's Never Too Late to Begin Again)

https://youtu.be/wrtj6URZkMs?si=tgBkJmgnl-ugeA-L

 

⚫︎2020年9月23日公開

【ずっとやりたかったことをやりなさい②】未来の秘密はルーティンの中にある(It's Never Too Late to Begin Again)

https://youtu.be/r-CuKZjl4Sg?si=ZLykT2aFnWZmbRE3

 

この本に書かれている日常を変えるヒントは主に4つ。

 

モーニングページ……毎朝起きてすぐにA4のノートに3ページ、頭に思い浮かんだことを書く。内容はなんでもいい。人に見せてはいけない。

「理性脳」を黙らせることで生きやすくなる。

 

アーティストデート……週に1回1時間、必ず1人で冒険に出かける。「なりたかった自分」を想像しながら予定を立てる。立てた予定はできる限り動かさない。

自分の中にいる「子供の自分」を楽しませることで、自分の人生で一番大切なのは「自分自身」だという認識をもてるようになる。

 

ソロウォーキング……週に2回20分、1人で無目的で散歩する。スマホも持って行ってはいけない。外の世界と自分の内にあるものをつなげることを意識する。

ひらめきを手に入れる。

 

メモワール……0歳からの自分の人生を「敬意をもって」振り返る。夢中だったこと、挑戦していたこと、頑張っていたこと、など。

自分の人生が素晴らしいことに気づく。

 

これらのことに12週間、つまり3ヶ月かけて取り組むワークで、それによって「今が生きやすくなり、人生が豊かになる」というものです。

 

 

12週間のワークの実践は想像よりも大変で工夫が必要

 

4つのワークを12週間継続するのは、私にとってはなかなか大変なことでした。

 

まず、朝起きてすぐに書く「モーニングページ」。A3サイズのノート3ページ分の文字を書くのに、私の場合はだいたい1時間半かかりました。忙しい朝の時間の1時間半をモーニングページに割くには、生活のリズムをうまく工夫しないと捻出できません。しかも、これを3ヶ月間毎朝やるとなると、かなりの調整が必要でした。

 

でも、結果を先に書いてしまうと、12週間で私が書くことができなかったのはたったの数日。ほぼ毎日書き続けることができて、さらに、12週間を超えて現在も、モーニングページを書くことを続けています。100日目まで書いたところで、3ページを1ページに減らしました。

 

ここまで続けているのは、書くことで得られるメリットが大きいからです。

 

「アーティストデート」については、今まで行きたいと思っていたけど行けていなかった場所以外にも、近所に住んでいるのに長年一度も行ったことがなかった場所や、子供の頃はよく行っていたのにもう何年・何十年と訪れていない場所などにも行きました。このアーティストデートでの私の「冒険体験」は、改めて別のブログで書こうと思います。

 

「ソロウォーキング」「メモワール」については、別途時間をとる余裕がどうしてもなかったので、私は「アーティストデート」と組み合わせて行っていました。アーティストデート中はスマホの電源はできるだけ切るようにして、思い出の場所にいったときは、その頃の自分の記憶を一生懸命辿るようにしていました。

 

 

12週間のワークを通して得られた最大の効果

 

「モーニングページ」や「アーティストデート」の効果は、実践し始めた当初から「これはいいな」と思うほど感じていました。だからこそ、12週間を終えた今も続けています。

 

効果として実感したことは、主に次の3つです。

 

自分をより深く知ることにつながった

自己肯定感がアップした

毎日ポジティブな気持ちで1日をスタートできるようになった

 

毎朝紙に気持ちを書き出すことで、不安が明確になって気持ちが落ち着いたりイライラする気持ちのストレス発散になったりして、1日を気持ちよくスタートできるようになりました。

 

そして、3ページも自分の心の内を書き出していると、私自身思いもよらなかった「気づきやひらめき」が出てくることもありました。

 

様々な場所に1人で出かけたことでは、過去の記憶の中にいる「傷ついた自分」を癒すことができたり、本来の自分の特性に「気づく」のではなく「思い出せた」ような感覚がありました。

 

「そういえば昔はこんなことを考えてたな」とか「昔は何も気にせず思い切ってやってたな」など。いつからどうして変わってしまったのかはわからないけど「本来の自分に戻れたら素敵だな」とも思えるようになりました。

 

12週間のワークに取り組んだ後も、私の現実はほとんど変わっていないように思えます。でも心の中や考え方がこんなにも大きく変わったのだから、「思考の現実化」が起こったら、そこから一気に私の人生は好転していくはずです。

 

 

次の投稿を楽しみにお待ちいただければと。