「思考は本当に現実化するのか?」という検証を始めてから、あと2週間で1年になります。私の思考が次々現実化していくサイクルに「今にも入りそう……」と思いながら、その日を待っています。
まだ、現実化したことは1つもありません。
プロフィール欄にこれまでやってきたことを時系列で記載していますが、自分でも「これだけやって何も起こらないほうがおかしい」と思えます。なかなか現実化が起こらないことが不安でブログを書き始めましたが、今は不安な気持ちよりも、私の関心は「それがいつになるのか?」になっています。
思考や潜在意識の勉強を始めてから急激に減り始めたお金
「思考を現実化」して私が叶えたいと思っている願いの1つに、「経済的に豊かになること」があります。
でも実際には、思考や潜在意識の勉強を始めて以降、私のお金は減り続けています。豊かな未来を手に入れるためだと思って行動したことの中には、いくつもの「投資」と呼べる出費があったからです。
例えば、
・大断捨離を決行してタオルや靴下、下着類などを新調する
・寝具を粗大ゴミに出してより上質なものを購入する
・数年ぶりに実家に帰省する
・人生で初めて新幹線のグリーン車に乗る
・最強開運日にハイブランドの長財布を購入する
などなど、「潜在意識を書き換えるため」だと思い、少なくない出費を必要とする行動をこれまでいくつもとってきました。
でもここまでの約1年、入ってくるお金に変化はありません。つまり、思考や潜在意識の勉強を始める前より、一時的なことかもしれませんが、私の経済状況は悪くなっていると言えます。
入ってくるお金が変わらない中で、出すお金を増やすのは、とても勇気のいることです。私の心の中は不安でいっぱいですし、お金がどんどん減っていくことは恐怖でしかありません。
たくさんのお金が循環する流れを引き寄せるには「先に出す」こと
不安な気持ちを抱えながらも、私は今、できる限りその不安を振り切って、お金を使い続けています。でもそれは、なんの考えもなしにただ消費や浪費をしているわけではありません。
私の潜在意識の中にある「お金に対する考え方」をどう書き換えていけばいいかについては、1つの指針に従って取り組んでいます。それは、
お金とは「循環するもの」で、その循環を生み出すスタートとなるのが「先に出す」こと
という指針です。
この「お金は循環するもの」という話は、思考や潜在意識のコーチやアドバイザー、コンサルタントなど、多くのプロの方がいろいろなところでおっしゃっていることです。
例えば、思考の学校の校長先生大石洋子さんは、著書「宇宙一ワクワクするお金の授業」の冒頭のプロローグの中で、この「お金の循環」の話をしています。
⚫︎2020年1月18日発売
『宇宙一ワクワクするお金の授業』
「貯金」などによってお金の流れを止めるとお金は入ってこなくなってしまう、だから「出したものは必ず戻ってくる」と信じてその流れを止めないことが大切だと、この本の中には書かれています。「お金は確実に循環するということを信じたもの勝ち」なのだと。
そして、断捨離提唱者のやましたひでこさんは、お金だけではなく洋服や食べ物など、あらゆるモノは「循環」させることで健全な状態を作ることができると言っています。
⚫︎2021年7月21日公開
【断捨離】モノを捨てると人生が動き出す理由
この動画の中では、「出したら必ず入ってくる、出さなければ入ってこない」ということが命のメカニズムそのものであり、必ず「出すことが先」ということが解説されています。それが、断捨離が「捨てたら必ず入ってくるということに絶対的な信頼をおいている」理由ということです。
下記の動画の中では、断捨離を始めてからなぜか9kgも痩せたという人のエピソードが紹介されています。部屋の断捨離をするために、「余分なものを捨てるという行動を起こした」ことが「無意識」に影響を与えて、体が自動的に余分なものを出すようになるという話です。断捨離が「スムーズに排泄する、そのために必要なものを取り入れる」という自律神経の作用を促したという、私には非常に衝撃的な話でした。
⚫︎2020年3月30日公開
【体重の断捨離- ②】頭で理解したけど、行動に移せない… 受講生さんが断捨離を始め、自然に体重を1年で9キロ落とせた本当の理由
さらに、下記の「洋服の断捨離」についての動画では、やましたさんご自身が、まだお金のない頃から洋服を積極的に断捨離して「循環させる」ことで、次第にお金も回るようになり、自分のステージをスパイラルアップしていったという経験談を話しています。
⚫︎2021年1月24日公開
【洋服の断捨離】洋服を1シーズンで手放して得られる効果とは?
いい循環を生み出すには、勇気を出して「先に出す」ことが必要なのだと学びました。
「支出」を増やして「無駄遣い」を無くして「収入」を増やす
それでも最初は怖くて、お金をどんどん使って手放していくことは、不安でしかたありませんでした。でも今、お金を使うときの意識を変えなければ、私の未来のお金との関係性を変えることはできません。
とにかく、毎日お金を使う瞬間は「練習」です。練習を繰り返すことで、潜在意識を書き換えようと奮闘しています。
お金を使う練習において、私が心がけていることは次の3つです。
・お金を「食」に置き換えて考える。気持ちよく「出ない」ことは苦しいし不健康。気持ちのいいものを取り入れて、気持ちよく「出す」ことが最高と考える。
・お金を「人」に置き換えて考える。「抱え込もう」と束縛したり拘束したりすれば、離れていくし、二度と戻ってこなくなる。いつでも執着せずに気持ちよく手放して、自由にどこへでも動き回れるようにしてあげることが最高と考える。
・お金を配る「神様」の目線で考える。せっかくお金をあげても、無駄遣いしたり買ったものを大切にしなかったりすれば、二度とお金をあげたくないと思うはず。神様が「あの人にお金をあげてよかった、次はもっとたくさんあげよう」と思ってくれるようなお金の使い方をする。
私は今、「今の自分にこそ必要だ」と思えるものは、貯蓄を切り崩してでも買うようにしています。なんの保証もない中で貯蓄を切り崩すことは、私にとって恐怖でしかありませんし、将来のことが不安でたまりません。「身の丈にあった生活を大切にする」という考え方も、もちろん正しいことだと思っています。
でも私は、「自分の身の丈は自分が決める」、そういう生き方をしようと決めました。
次の投稿を楽しみにお待ちいただければと。