「思考は現実化するという話は本当なんじゃないか!?」そう思って私は、昨年の秋から、思考や潜在意識に関する勉強を始めました。「こんなにいろんなことを実践しているのに何も起こらないほうがおかしい」と思えるほど、真剣に取り組んでいます。でも、私の現実はまだ何も変わっていません。

 

実践し始めて、もう間もなく1年になります。世間で言われている「現実が変わった」という話は全部嘘なのではないかと感じるほど不安が強くなってしまったので、私はこのブログを始めることにしました。プロフィールでは、その経過を一覧として見られるようにもしています。

 

ブログに実際に「やってみたこと」を次々書いていくことで、「思考の現実化が起こらないほうがおかしい」という気持ちが日に日に強くなっています。この気持ちこそが、きっと私の現実を変えてくれるに違いありません。

 

 

経済的に困窮している家ほど床が見えない

 

思考の現実化に取り組み始めて約3カ月後、私は年末の大掃除のタイミングに合わせて「大断捨離」を決行しました。目の前に展開されている圧倒的に臨場感のある空間、つまり「部屋やモノの状態」が、潜在意識に大きな影響を与えてしまうということを知ったからです。

 

このとき、私はやましたひでこさんが提唱している「断捨離」の本当の意味を、初めて理解しました。

 

⚫︎2018年2月22日発売

『人生を変える断捨離』

https://www.amazon.co.jp/dp/4478104565

 

断捨離の基本をしっかりと頭に叩き込んでから、私は年末にかけてさまざまな家具や家電製品、衣類や雑貨などを手放しました。

 

その中でも最も大きかったモノ、部屋の中で一番占有面積をとっていたモノ、捨てることで私の潜在意識に大きな影響を与えるだろうと思ったモノが、「ベッド」でした

 

これは、やましたさんがご自身のYouTubeをはじめ、さまざまな媒体などでもおっしゃっていることなのですが、「床の見える割合」はその部屋に住んでいる人の経済状況に比例しているのだそうです。つまり、経済的に困窮している家ほど床が見えない、ということです。

 

⚫︎2021年5月4日公開

【断捨離】お金との関係を良好にする方法

https://youtu.be/RXHwaUJ2JrM?si=a224l3arqdxRLTOD

 

⚫︎2023年2月7日掲載

モノに埋もれて床が見えない家ほど、経済的に困窮しているケースが多い。「断捨離」やましたひでこさんが教える、空間作りのポイントとは…モノが減ると運が増える!

https://fujinkoron.jp/articles/-/7662

 

 

不安ばかり思い浮かぶのは「思考の現実化」を信じていないから

 

私の部屋は「床が見えない」というほどではありませんでした。でも、ベッドの占有面積は部屋の3分の1ほどに及んでいて、部屋の全体のレイアウトもベッドの位置ありきで決めなければならないような状態ではありました。

 

このベッド、実は、現在の住まいに引っ越してきたときに「人から譲り受けたモノ」でした。譲ってもらったときは、「ベッドを買わずに済んだ」「高いベッドをもらえて得した」と思っていました。なぜなら、フローリングの洋間に住んでいる自分にとって「ベッドは必需品」という認識だったからです。

 

思考の現実化に取り組む中で、私は「ベッドを捨てるという選択肢」を初めて考えてみることにしました。

 

・ベッドを粗大ゴミに出すにもお金がかかる

・ベッドの代わりにマットレスを買うにもお金がかかる

・毎日朝晩布団を敷いたり畳んだり時間と労力がかかる

 

とにかく、思い浮かぶのは「ベッドを手放すことでお金や時間や労力を失うのではないか?」という不安ばかり。

 

このとき、もしも下記のやましたさんの動画に出会えていなければ、私は「もう少し余裕ができたタイミングで一掃しよう」と先送りしたと思います。

 

⚫︎2020年8月26日公開

【断捨離】幸せを引き寄せる潜在意識の作り方

https://youtu.be/LLDtFycbxGo?si=IqAg7AIyjJvZqA0v

 

⚫︎2021年5月3日公開

【断捨離】あなたの思考はお金に現れる

https://youtu.be/6yX2lnUXduY?si=uG1fnVQtN9clUsUV

 

この2つの動画の中では「病気の不安に対する準備」の具体的なエピソードが紹介されています。

 

そもそも私がベッドを手放そうとしているのは、「床の見える割合を増やすことで経済状況がよくなる」と思ったからです。本当に心の底からそれを確信しているなら、お金の心配なんてしないはずです。もっと快適でゆとりのある暮らしができるようになると信じていないから、お金や時間や労力に対する不安ばかりが思い浮かぶのだと、この動画を見て気づくことができました。

 

 

毎日ピカピカの床を眺めて清々しい気分になれる

 

私は年末の大掃除のタイミングで、ベッドと敷布団を粗大ゴミに出しました。代わりに体圧を分散してくれるタイプの、少し品質の高いマットレスを購入しました。同じタイミングで、枕カバーや布団カバー、シーツも新調しました。ホテルの布団のようなパリッとした肌触りが気持ちいい、高密度タイプのものを選びました。そして、丸洗い可能なのに今まで一度も洗ったことがなかった掛け布団を、近所のコインランドリーで初めて丸洗いしました。

 

処分から買い替えまでで、もちろん、それなりの金額がかかりました。でも、寝る瞬間の気持ちよさは最高で、私の暮らしに「高級感が出た」と感じました。

 

何よりよかったのは、「床の掃除がしやすくなった」ことです。フローリングの床は埃が溜まりやすく、特にベッドの下には気がつくと大きな埃が溜まっていることが度々ありました。できる限り掃除はしていましたが、ベッドの足回りや部屋の角の埃をきれいに取り除くことはできていなかったので、今思うと「埃の上に寝ていた」と感じるほどです。

 

今は、毎晩布団を敷く前に部屋中の埃をクイックルワイパーで拭き取り、月に1度は雑巾で床を水拭きをするようにもなりました。部屋全体がとても清潔になった印象で、毎朝布団を畳んだ後に、ピカピカの床を眺めて清々しい気分で1日をスタートできるようになりました。

 

それでも、それでも、それでも……、ここから半年以上も経った現在、私の経済状況はよくなっていません。むしろ少し悪くなったと感じるような状況です。なぜなのか、本当に不思議でたまりません。

 

 

次の投稿を楽しみにお待ちいただければと。