私は2022年10月から「思考の現実化」の実践に取り組んでいます。自分なりに情報を集めながら、しっかり行動も起こしながら、ここまで約11ヶ月前向きに取り組んできました。でも、私にはまだ「仕事で大成功しました!」「収入が倍増しました!」「奇跡的な出会いがありました!」など、世間で聞かれるような「思考の現実化」は1つも起こっていません。
不安な気持ちに押しつぶされて挫折しないように、このブログに実践したことを記録として書き綴っています。これまで取り組んできたことを時系列でも確認できるように、プロフィールには経過の一覧を書いています。どのタイミングで現実化が起こるか、心から楽しみにしています。
正しく理解できていなかった「断捨離」の本当の意味
思考の現実化は、私たちが日々無意識に思考していることが潜在意識の中に溜まり、一定量を超えるとそれが現実に現れるという仕組みで起こっていくことを、私は学びました。
つまり、もし「今の現実を変えたい」と思うなら、望む現実が潜在意識に溜まるように「無意識の思考」に働きかけを行う必要があるということです。
私たちが無意識に思考することの元になっているものには、例えば過去の、幼少期に親から植え付けられた固定概念や価値観などがあるのですが、今現在最も大きな影響を与えているものの1つが、自分自身の目の前に展開されている空間や物質です。つまり、日々生活を送っている部屋とその中にあるモノです。
私が潜在意識の勉強を始めてすぐに出てきたキーワードの1つが「断捨離」でした。やましたひでこさんが提唱して一大ブームとなりましたが、私は断捨離を丁寧に学んだことは、これまで一度もありませんでした。
⚫︎2018年2月22日発売
『人生を変える断捨離』
私は断捨離を「できるだけモノを捨てる」という片付けの方法の1つくらいにしか思っていませんでした。でも断捨離は、単なる片付けや整理整頓のコツなどではなく、深く深く自分自身の内面と向き合う必要があることなのだと、初めて知りました。思考を現実化する上で、断捨離の考え方を学んで実行することは、避けて通れない道だと思いました。
「無意識」に大きな影響を与えている「臨場感のある」空間と物質
成功している自分・幸せな自分・満たされている自分を、頭の中でどんなに強く想像できたとしても、毎日のリアルな日常生活の中にあるリアルな出来事にはかないません。圧倒的に臨場感のある目の前の現実は、私たちの無意識にはるかに大きな影響を与えるのだということを、私は断捨離を通して学びました。
この事実をしっかりと頭に叩き込むために私が参考にしたのは、やましたさんがお笑い芸人の青木さやかさんと平野ノラさんのご自宅の断捨離を手伝いに行くという下記の動画です。やましたさんの1つ1つのアドバイスが大変勉強になり、私は何度も繰り返しこの動画を見ました。
▶︎青木さやかさん
⚫︎2022年4月24日公開
【全編】青木さやかさんの冷蔵庫を断捨離してみた
▶︎平野ノラさん
⚫︎2020年12月19日公開
平野ノラさんと一緒に断捨離しました
https://youtu.be/Bx8XxIalr2o?si=SZ4GJ68PR7r43TMa
⚫︎2020年12月20日公開
バブリーキャラ誕生の裏側(平野ノラさんの断捨離ストーリー)
https://youtu.be/xatnh2Vzfh8?si=H9u8KnUyPxlrcl48
⚫︎2020年12月19日公開
やましたひでこ×平野ノラコラボ企画「ノラのクローゼットをやましたひでこさんと一緒に断捨離しました!」①
https://youtu.be/naaYEJi8xsE?si=iw1ORhb6UtoCZC_4
⚫︎2020年12月19日公開
やましたひでこ×平野ノラコラボ企画「ノラのクローゼットをやましたひでこさんと一緒に断捨離しました!」②
https://youtu.be/nJ66XXYOOek?si=FMOT7U0Tqq_PY51t
⚫︎2020年12月19日公開
やましたひでこ×平野ノラコラボ企画「ノラのクローゼットをやましたひでこさんと一緒に断捨離しました!」③
具体的に「どんなモノ」が「どんなメッセージ」を自分に送ってきているかというと、例えば、
・もったいなくて捨てられないモノ
……ほしいモノを容易に手に入れることができない自分
・仕舞い込んで使っていないモノ
……日常的に活躍の場が与えられず必要とされない自分
・できるだけ安く手に入れてすでに傷んでいるモノ
……安くて粗悪で古びたくたびれたモノがお似合いの自分
といったことです。「素敵に活躍して輝いて豊かな毎日を送る自分」というイメージとはかけ離れたメッセージが、毎日暮らしている部屋の中で飛び交っている、それが潜在意識に大量に溜まっているとしたら、自分の願いが現実化するわけがありません。
どんな気持ちからそのモノを所有し、どんな気持ちでそのモノを扱っているかが、そんなふうに私の「無意識の思考」に影響を与えていると思うと、恐怖すら感じるくらいの気分でした。
家の中のモノを捨てられるだけ捨てる
部屋や持ち物に相応しい自分になり、相応の現実が展開されていくなら、「現状から脱出したい」と願う自分は、すぐに断捨離を決行するべきだと思いました。
私が思考の現実化の検証を始めてから約1カ月半後に、先ほど紹介したやましたさんの動画に出会ったので、このときはちょうど2022年の年末のタイミング。年末の大掃除までに、家の中のモノを捨てられるだけ捨てようと決めてすぐに実行しました。
断捨離をする上では、自分なりの心構えとして、
・「もう二度と手に入れられないかもしれない」という不安から持っているモノは、「私はまたいつでもそれを手に入れられる人間だ」という自信をもって捨てる。
・安く手に入れたモノ、タダで手に入れたモノ、長く使ってかなりくたびれているモノは、「そういうものが相応しくない自分になる」という気持ちで捨てる。
・大切で気に入っていても「活躍の場」を与えられていないモノは捨てる。その代わり、心から大切に扱いながらしっかり「活躍の場」を与えられているモノは、どんなに古くても傷んでいても捨てない。
という3つを、常に心に留めて取り組みました。
結局私は2022年の11~12月末のタイミングで、「ベッド・布団・布団カバー・炊飯器・アイロン台・タオル類一式・靴下類一式・包丁・まな板・洋服の一部・靴の一部・下着の一部・思い出の品の一部」などを手放しました。このときの自分に手放せるギリギリのところまで、モノを手放したと思います。
今、私の部屋の中にあるモノには、すべてにしっかりと「役割があり活躍の機会がある」状態になっています。
でも、ここまでやったのに、私の現実にはまだ変化は起こっていません。何も起こらないことが不思議でたまらないくらいの心境です。だからこそ、私の思考の現実化は、もう間もなくなのだと確信しています。
次の投稿を楽しみにお待ちいただければと。