3月11日
熊野古道、第二弾は新宮市の熊野速玉大社から、那智駅の浜の宮王子までの約20Kを歩いてきました。
前回は、滝尻~熊野本宮40キロを11月に歩きました。順路で中辺路完歩を目指すなら、川の古道の船下りで熊野川を新宮市の速玉大社まで下るのが本当なのですが、船の時間が10時30分なので、今回は時間的に無理があるので、川の古道は又の機会にしました。
今回は、日帰りなのでチョット大変でした。大阪から新宮市までのアクセスに約4時間かかります。往復車の運転に8時間、歩行は海岸線のアップダウンの少ないルートで休憩を含めて7時間ぐらいの時間が必要で、僕の体力ではギリギリの計画です。
前日の、天気予報は、雨は早朝に上がり午前中は良い天気で、気温も16度とのことです。
条件的には最高です。今回は海岸線を歩くルートで、新宮~那智間 JRで4駅です。
前日の夕食時に睡眠薬代わりに缶ビールを5本飲んで、9時半に床に付きました。起床は3時で、3時半出発です。長旅なので、安全運転を心掛けて新宮を目指します。途中2回ぐらいトイレ休憩をして、7時に速玉大社到着です。
早朝の熊野川、霧が川の上を流れて幻想的てした。
熊野速玉大社、正面入口の鳥居です。
速玉大社本殿。
武蔵坊弁慶の木造
弁慶は口熊野の出身だそうです。
神倉神社、入口鳥居 ここが熊野の火祭りで、たいまつを担いだ人が駆け下りる石段です。
先に見えるカーブのあたりが、一番傾斜のきついところです、壁のような階段でした。
登りは簡単ですが、下りは怖かったです。
上から見るとこんな感じです。
新宮市街と、その先が熊野灘、お日様が眩しい良い天気です!
逆光の撮影ですが、今のオートフォーカスは、綺麗に撮れます。
神倉神社では、時間が早いためか誰とも会いませんでした。
速玉大社、神倉神社に参拝をすませて車で新宮駅を目指します。駅の駐車場に車を止めて、これからスタートです。
参拝に1時間半かかり8時半ウォーキングスタートです。
王子ヶ浜に到着、紀勢線の線路沿いが古道です。
歩いてきた、王子ヶ浜が見下ろせる、ビューポイントです。
古道の石畳が残っていました。
1時間40分ぐらい、市街地&国道を歩きました。舗装された道を歩くとメチャクチャ長く感じました。
また、歩道のない国道歩きは、車が怖かったです。
やっぱり、自然の中を歩くと癒されます。
白菊の浜を経て、大狗子峠へ向かいます。
この、峠を下れば、また国道歩きです!
本日のゴール、浜の宮王子到着です!
樹齢800年の、大樟
補陀洛山寺、浜の王子と隣接しています。
復元された補陀洛渡海船
20名の高僧が、補陀洛浄土に行かれたそうです。
バスの方が早く来たのでバスで、新宮駅に帰ります。
2時に新宮駅到着!
帰りは、渡らせ温泉に浸かって帰ってきました。
帰宅したのが8時でした。ハードな日帰りコースでしたが、なんとか無事終了できました。
次回は、那智駅~那智大社~大雲取り越へ~小雲取り越へ~熊野本宮大社を予定しています。
それを歩けば、中辺路完歩です!
①熊野古道(中辺路)滝尻王子~熊野本宮大社
