先日、
長野県から山梨県へ向かう道中に、
大変なやんちゃ坊主に出逢いました。
取材ルートの確認の為、
田舎道の三叉路(さんさろ)に車を停めていた時の事です。
地図を見ていた私は
その角にある一軒家の庭から
じっと視線をおくる一匹の黒猫に気づきました。
そして写真からは切れていますが
黒猫から少し離れたところに
シャム猫も一匹、
こちらをまじまじと見ています。
よく見ると
奥の猫小屋の脇に同じ様な黒猫とシャム猫のちびちゃんが一匹ずついて、
どうやら猫の家族の様ですね。
私の呼び掛けに特に動じる事もなく
しばらく様子を見ていた親猫でしたが、
すぐに危険が無いことを察知したのか
二匹ともゆっくりとした足取りで
子猫のいる庭の奥へ引っ込んで
四匹でおもいおもいにくつろぎ始めました。
旅先では
飼い猫、野良猫問わず
度々こういう場面に遭遇します。
そして今回も
そのほのぼのとした光景に癒されつつ
せっかくなので記念撮影でも!
と、ばかりに車を降り
そっとカメラを向けたところ、、、
今まで奥で寝そべっていた
一番ちっちゃな黒の子猫が
足取り軽やかに
てくてくと私に向かって歩いてきました。
親猫ではなく
子猫が自ら進んでやってくるなんて感激!
過去こういう場合、
子猫には真っ先に逃げられていたので
私にとっては
かなり新鮮でした。
人に慣れているのか好奇心が旺盛なのか?
いずれにせよ
凛々しく半身になり
ポーズをとってくれたので
カッコいい写真を撮ることが出来ました。

お父さん黒猫は
ひとり奥の日陰でリラックスしていたので、
お母さんシャム猫と
二匹の子猫達のスリーショット。
仲むつまじい
猫の家族との時間に名残を惜しみつつ
温かい元気を貰って私は先へ進みました。
旅の合間のこういう時間には
本当にいつも救われております。
ありがとう!
末永く元気でね!!
とある取材旅での夕方のお話。
金乃助












