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ありがとうございました。
コロナ禍になってから私は100%在宅勤務だったので
職場に私の体調不良を知る人はあまりいません。
お互いにほぼ出社しないので
休職したことにも未だ気付かれません…
友人とも、たまの会話のときは互いの楽しい近況報告のみで
病気であることを伝えているひとは、実は一人もいません。
そして、義理の両親と兄弟にもまだ言っていません。
私の精神疾患は波があるので、良いときはとても普通です。
さらにコロナ禍で対面の機会も減った中
隠そうと思えば完璧に隠せてしまいます。
どうして隠しているのか…
知られたくない、メンタルが弱い子って思われたくない。
そんな気持ちもあります。
『いつも元気なナナちゃん』でいたい、その印象を守りたい。
そんな自分勝手な思いもあります。
でも一番の理由は
この不安定な状況下
私の大切なひとたちにできるだけ楽しく穏やかに過ごしてもらいたい。
心配ごとを増やしたくない。
そんな気持ちが根底にあります。
でも、本音を言ったら
『苦しい』
『助けて』ってみんなに叫びたい。
コロナなんてどうでも良くて。
私の身体はどうなっちゃうのか、そのことで頭がいっぱい。
本当は周りの人を気遣う余裕なんてない。
なのでこのブログは
『わたしがわたしを応援するブログ』
なのです。
病気に身体を侵されても、
『心』までは侵させない。
腐らず、前を向いて、人生に感謝したいのです。
そんなわけで
これからもお付き合いいただけると嬉しいです。
さて、発症の経緯の続きです。
2020年8月21日
ついに私に病名が付きました。
『双極性障害』
聞き慣れないこの病名、私も発症するまで知りませんでした。
別名を『躁うつ病』と言います。
以下は、私が2020年8月27日にノートにまとめた情報です。
ネット上での情報は煩雑で
kindle unlimitedで
“双極性障害” “躁うつ病”で引っかかった書籍はすべて目を通しました。
さらに専門家の方たちからも情報を得ましたが
その際の説明も色々…
なので
ここで私が書く情報も一つの意見として受け取ってください。
それほど、現代の精神医療は確立されていないのです…
双極性障害は
『精神疾患』の一つで『気分障害』に分類されます。
『精神疾患』とは
脳内の神経伝達物質が上手く働かなくなることにより
感情や行動に偏りが見られる状態を指します。
具体的な病名としては、統合失調症やうつ病などになります。
精神疾患は今や生涯のうちに5人に1人が発症しており
とても身近な病気のひとつと言えます。
精神疾患の中の『気分障害』とは
『うつ病』と『双極性障害(躁うつ病)』の2つを指します。
うつ病は外的なストレスを受けることにより
誰でも発症する可能性がある病気です。
しかしながなら、双極性障害は
誰でもなる病気ではなく、100人に1人程度と言われています。
ストレスは発症のきっかけに過ぎず、直接の原因ではありません。
したがって、カウンセリングでの完治は望めません。
原因は解明されていませんが、遺伝的な体質により
神経細胞の働きが変化することによるものと考えられています。
断薬に成功しても、数年以内に再発する確率が高く
一生予防(服薬)し続ける必要があります。
また、一般的に
躁期(過活動な状態)よりうつ期のほうが非常に長いため
うつ病との棲み分けが難しくなります。
私が双極性障害と診断されたのは
うつ病特有の『抑うつ状態』と躁状態と思われる『過活動な状態』を繰り返していたためです。
しかしながら
『双極性障害なのか、うつ病なのか判断できない』
というのが医師の意見でした。
ただ、うつ病に対して処方する『抗うつ薬』は
双極性障害のひとが服用すると
躁状態をさらに深刻化させてしまう反作用があるため
双極性障害に対して処方する『気分安定剤』を試すことを勧められました。
気分安定剤であれば、例えうつ病だった場合でも
私の症状である『気分の波』を抑える効果があるため
リスクが低いとのことでした。
気分安定剤は、別名『抗てんかん薬』と言い
『てんかん(突然意識を失って反応がなくなるなどのてんかん発作を繰り返し起こす病気)』の方に処方される薬です。
医学的な知識が全くなかった私にとって
医師から受ける説明のほとんどが分からないことだらけでした。
風邪をしょっちゅう引く私は
耳鼻咽喉科で処方される薬に対してなんの抵抗もなく服薬してきました。
しかしながら
この『気分安定剤(抗てんかん薬)』には
強い抵抗感を抱きました。
『飲みたくない』
『飲んではいけない気がする…』
自分にとって未知の薬品を摂取することがとても怖かったのです。
『脳』というセンシティブな臓器に対して
強く作用する薬を服用することで
どれほど身体にとって害があるのか…
体調としては、すぐにでも飲んで楽になりたい状態でした。
でもすぐには決断できませんでした。
『もしかしたら、飲まずに治るかもしれない』
『もしかしたら、もううつ状態にならないかもしれない』
そんな淡い期待も抱きつつ
『とりあえず様子を見る』
という選択しか私にはできませんでした。
しかしながら
その淡い期待はすぐに裏切られることになります。
初めて心療内科を受診してから16日後
再度訪問することになりました。
続きはまた次回。
明々後日、息子は3歳になります。
2歳になったばかりの
まだ甘えたい盛りに私が病気になり
息子にはとても可哀そうなことをしました。
『抱っこ』とせがまれても抱っこすることもできない。
『ママ起きて』と言われても起きることもできない。
『一緒に行こうよ』と言われても見送ることもできない。
ママの体調の変化を敏感に感じ取り
たくさん優しく気遣ってくれている様子に
とっても胸が痛みました。
『ママ元気になったね』
うつ状態から抜けたのが分かると
いっぱいいっぱい甘えてくれます。
小さなこの体で
頼るひとはパパとママだけの小さいな世界で
そのママが頼りにならない。
この子の不安を思うと
申し訳なくって居たたまれなくって…
お誕生日はこのまま元気に迎えられるでしょうか。
予告なく急にうつ状態になってしまうため
コントロールも利かないし
どうしようもないのだけれど
せめて元気なうちにたくさん準備して
楽しいお誕生日をプレゼントしてあげたい。
『おめでとう』
もうたくさん辛い思いをした君には
これから先きっと素敵なことばかり待っていると思う。
今日も読んでくださり、ありがとうございました。