ブログへのご訪問ありがとうございます。

初めての方はこちらを。

 

 

 

 

 

前回のブログでは

「応援しています」のコメントをいただきました。

 

20代中頃まではSNSが大好きでしたが

時間確保のため、自己発信の媒体はすべて辞めていました。

 

そんな私ですが、昨年末にこのブログを立ち上げた頃から

あらゆるSNSに登録してきました。

情報収集やグループへの参加、個別のやり取りなど

お会いしたことがない方たちと

オンライン上でコミュニケーションを取らせてもらっています。

 

閲覧専用だったYoutubeやアメブロも

何か発信者に伝えたいことがあれば

積極的にコメントして

やり取りする機会にも恵まれるようになりました。

 

オンラインはリアルなのか?

 

色んな意見があると思いますが

会ったこともない知らぬ方からのコメントに胸が熱くなって

よし、まだまだ頑張れる!って湧いてくるこの力は…

「リアル」以外の何物でもない。

 

オンラインでのコミュニケーションは

付き合い方次第で

「人生をより良くする」と私は思っています。

 

これからも発信することで

まだお会いしていない

素敵なひとにたくさんお会いできることを

とても楽しみにしています。

 

 

さて、発症の経緯の続きです。

 

 

心の不調は何科にかかればよいのか。

体調不良の中調べてみたものの良く分かりませんでした。

 

しかしながら、私の住んでいる市には1つの心療内科しかなく

コロナ禍の中、違う市の病院まで行くのもリスクが高い

というか、遠くに行くほどの体力がない…

 

なので

自宅から車で10分ほどの心療内科に決めました。

 

 

お休みをもらい

一人心細い思いで病院へと向かいました。

 

朝一での訪問でしたが、すでに長蛇の列…

待合室で長時間過ごし

 

『踏み入れてはいけない世界に来てしまった』

 

そんな気分でいっぱいになりました。

 

 

診察では、問診にて症状を伝え、簡単な質問に答えた後

医師が言ったのは

 

『双極性障害の可能性が高いと思います』

 

でした。

 

 

すでに自分の病気が何なのかを調べていたので

 

『やっぱり』

 

という変な落ち着き感がありました。

 

 

その後色々質問し

医師のこの診断はとても曖昧であることを知りました。

 

 

というのも、精神医療の診断方法は

『発生している症状から判断して、病名に当たりを付ける』

という、とてもグレーなものなのです。

 

 

なので当然医師によって判断結果はまちまちで

 

『ドクターが変わると病名も変わる』

 

というのが当たり前な業界なのです…

 

 

精神疾患は

他の病気のように検査すれば分かるような特徴がありません。

医師が目視して判断できるような外観的変化もありません。

 

『当たりを付ける』

 

これは仕方がないことなのかもしれません。

でも強い違和感を感じずにはいられませんでした。

 

 

休職のこと、処方薬のこと…

なんの結論も出せぬまま

 

「様子を見て決めたいと思います」

 

と言い残し、診察室を出ました。

 

 

 

『精神疾患と診断されてしまった…』

 

次の日両親が来ることになっていましたが

どうしよう、とても伝えられない…

 

事実を受け止めつつ、でも受け止められていないような

とても複雑で苦しい気持ちでした。

 

 

帰り際、受付に置いてあったうつ病に関する冊子を

 

『まさか私が精神疾患になるなんて…』

 

と信じられない気持ちで手に取り、病院を後にしました。

 

 

 

続きはまた次回。

 

 

初めて心療内科を受診した翌々日

私は32歳のお誕生日を迎えました。

 

痔の手術(笑)で入院中の夫からお花が届きました。

 

 

 

 

 

『飛躍的な年になる様、祈っています!』

 

 

夫はもちろん私が精神疾患を患ってしまった

であろうことを知ってからの入院でした。

 

それなのに

 

『飛躍…』

 

このメッセージカードを読んだときは

この一世一代の深刻な状況に

何言ってんだよ!!

 

とムッとしたのですが

今思えば

彼は病気になっても何も変わらないのです。

 

2週間持たずにうつ状態になって何もできなくなるのに

毎回一切深刻さを感じていない様子なのです。

 

バカなのか?

 

でもこの彼の態度にどんなに勇気付けられたことか。

彼の「治るっしょ」的な他人事な楽観視は

私をムッとさせながも

何とかなるか…って思わせてくれました。

 

 

『有り難い』

 

病気になって、積もりに積もった夫への感謝の貯金。

おかげで大感謝持ちになれました。

 

私は彼のメッセージ通り

この一年を飛躍的な年にできるのでしょうか。

 

今日も読んでくださり、ありがとうございました。