頬粘膜癌 540日目。
血圧 93 - 64 mmHg
血糖 - mg/dL （朝食前）
酸素 99 ％
脈拍 66 拍/分
体温 36.9 ℃
体重 69.0 kg
今日は仕事をお休みして定期の診察である。
今月頭に診察があったばかりではあるがこの後ゴールデンウィークっていう連休が続くのでその前に診察しちゃいましょうという事である。
状態的に言えば、若干状態は下降気味。
取りあえずまとめておく。
現在、原発巣については転移や再発の徴候はない。1年半経過したという状態。
放射線の後遺症として放射線性下顎骨髄炎を起こしている。放射線を当てた顎の骨にある毛細血管が放射線照射により萎縮してしまい栄養等の血流が不十分になっている。その状態で奥歯の歯根部で起こった感染症がどんどん悪くなり炎症状態が激しくなっている。本来であればそこの歯の上面から穴を開けて歯根部まで綺麗に掃除しながら薬を詰めて炎症を止めるわけだが、開口障害があって歯科的な治療ができない。
と言うことで痛み止めを服用してごまかしながら日常生活を送っているという状態。
オキシコンチン（朝・夕2錠ずつ） 5mg×2×2=20mg
ジクトルテープ（1日1回 2枚使用） 75mg×2=150mg
オキノーム（痛い時の頓服として1日5包） 5mg×5＝25mg
痛み度目としてはこんな感じ、この他に腎臓だとか便秘だとか胃腸だとか保護する為だったりなんだりでいろいろな薬を飲んでいる。
ぶっちゃけ、朝目が覚めると顔が痛い。左の顔面が全体的にパーンって突っ張ってる感じがあって口を開けたりすると唇の周囲が切れてるみたいに痛く、口の中の舌は痺れて舌の表面がざらざらしてる部分がピリピリして痛い。それに合わせて、耳に向けて痛みが走っていて、それとともに左側頭部から前頭部に掛けて頭痛がある･･････みたいな感じ。
寝室で体重を計って（ベッドの下に体重計を置いてある）居間に移動したら一番最初にするのがオキノームを飲む事だったりする。
さて、痛みは前回の診察時からみると若干強まっている感じ。
強まっているのと、唇の左側前歯よりの所がめちゃくちゃ痛い。口内炎の酷いのみたいな感じで、普通にアズノールでのうがいでも左唇裏側の所に水があたると悶絶するぐらい痛い。だもんで、食後の歯磨きが凄く憂鬱ｗ
そんな感じで痛みは若干増悪。
痛みの場所は左上唇裏側がかなり痛い。
日中は痛みというか、舌のしびれが酷くなってきてもう限界って思う直前にはオキノームを飲んでいる。これは痛くて死にそうって事はないので様子を見ながらオキノームって感じ。
気になる所と言えば、血圧が下がっているので立ちくらみが結構起こる。
起立性低血圧って奴で、しゃがんで立ち上がるとほぼくらくらって来る感じ。これは相談したけど、どうしても痛み止めとか服用すると血圧下がるので気を付けてください的な感じだそうだ。
さて、放射線性下顎骨髄炎だが、実際に治療するとなると歯科治療が可能なレベルまで開口できなければどうしようもない。歯科医的には今はできる事なし。
で、僕の頬の場合、原発巣を切り取って掻きだした結果、引き攣れて唇の裏側にスペースが殆どなくなってしまいそれが開口障害の大きな原因になってしまっている。この頬の引き攣れについては形成外科的なアプローチで修復することができるんじゃ無いかと主治医の先生は考えている。ただ、まだ発症から1年半ほどしか経ってないので本当はもう少し安定というか再発の可能性が低くなってからアプローチしたいわけだ。目処としては3年くらい。
早く形成で手術して、すぐに再発しちゃったら何してるんだかって事なんだろう。
ただ、患者再度からするとできる事があってそれをやらないってのはちょっとモヤモヤするわけです。ここら辺は応相談状態となった。
食事がヤバい状態になっている。ぶっちゃけうどんとか豆腐とか、茶碗蒸しとか柔らかいものぐらいしか食べられない。ってことでエンシュアは1日2本に増量となった。
あとは唇の裏側の傷の部分を保護するためにデキタメタゾンって軟膏を処方してもらった。ありがたい。
痛み止めは増量。
オキシコンチン 20mg → 30mg
オキノーム 5mg → 10mg
今回はこういう感じで痛み止め増量、エンシュア増量、口内炎対策で軟膏の処方。
歯科からはアズノールとエピシルを前回と同じく処方してもらった。
今後の課題は、このまま炎症が起こったまま痛み止めで様子を見るか、形成外科的なアプローチで開口を改善して歯科治療を行えるようにしていくか。
次回は5月の終盤の診察となり、造影剤でのCT撮影も予定に入った。
ここらへん、再発・転移なければいいなぁ。
次回の予定も決まったし、まぁいいんじゃないかな。
近所の家なんだけど、車庫の上まで花咲き乱れてなんか凄い。
近所の猫。車の屋根があったかくてお腹がほこほこになっているんじゃないか？
今日もいい1日であった。
