頬粘膜癌 391日目。
血圧 116 ー 88 mmHg
血糖 - mg/dL (朝食前)
酸素 99 %
脈拍 70 拍/分
体温 36.5 ℃
体重 72.6 kg
Echo Popとは、スマートスピーカーって奴だ。「アレクサ、今日の天気は?」とかって話しかけると天気予報を教えてくれたり、ニュースや今日の予定だとか、いろいろやってくれる便利グッズである。普通に音楽も再生してくれる。僕はspotfyの無料サービスを普段利用しているが、設定すればそこに接続して好きな音楽を聴くことができる。設定なしの場合はamazonミュージックが基本的には選択される。
世の中はamazonとgoogleとappleとfacebookの4社をGAFA(ガーファ)とか言ってたりする。まぁ世界を牛耳る巨大企業とかって奴でアル。スマートスピーカーの世界もこのうちのamazonとgoogleとappleが覇権争いをしている。
もう一つの方のNature Remo nanoだが、これは家電のリモコンをスマートフォンでまとめて制御してしまおうという、便利グッズである。テレビのリモコンがどっか行ったとか、リモコンの電池が無くなったとか、そういう煩わしい事とはおさらばできる優れものだ。
で、このNature Remo nanoだが、スマートスピーカーのAlexaにも対応している。いやほかのスマートスピーカーにももちろん対応しているんだがw
つまり、「アレクサ、テレビ付けて」とか言うとテレビがついたりとか、「エアコンの暖房を24℃に設定して」とかでリモコン操作ができてしまうわけだ。
Nature Remo nanoのアプリを設定して、それをアレクサとリンクするみたいな感じだ。
僕は今、視覚障害者の支援を行う組織に属しており、支援専門員という資格を今度取るわけだが、この音声操作ができるってのは視覚障害者にとってすごく便利な機能なのである。(なんだか”属しており”とかっていうとちょっといいわくわくするねw) そもそも、リモコンのボタンの場所を覚えなくてもいい。
見えてれば、ボダンに書いてある文字を読んで、そのボタンの意味を知る事ができるが、視力がないとボタンの文字がそもそも読めないなんて事が発生する。全部覚えるしかないのである。まぁ覚えればいいって簡単に思うかもしれないが、以外と覚えるのも大変だし、そもそも小さなボタンを押してのリモコン操作はやりにくい。
試しに、今まで嫌というほど使用したはずのリモコンを目を瞑って今から操作してみるといい。こんなに毎日触っているリモコンのボタンの場所すら覚えてないし、目隠ししてリモコンを触るとどれがどのボタンだか判らない。
多くの全盲の人はリモコンのほんの一部のボタンの使い方だけを覚えて使用しているんじゃないかな。電源のオン・オフと、テレビならボリュームやチャンネルの上下ボタンとか。
で、まぁ、どんなもんだかちょっと試してみたかったわけであるw
設定は、簡単とは言えそこそこ面倒ではある。全盲の人は設定できないかもしれない。設定時は目が見える人の手助けが必要だ。(たぶんね) 見えてる人でも、家の中のLANとの接続を含めて設定があるので、そこらへんがあんまりよくわかんないって人は少し苦労するかもしれない。
でも一度設定さえしてしまえばすこぶる快適である。
ちょっと「アレクサ、……」って話しかけるのが最初は気恥ずかしくはあるが、慣れてしまえばどうということもない。iphoneにはsiriという音声認識で操作を手伝ってくれるAI(と言えるかはなんともだが)が入っているが、siriは意外と融通が利かない。一応、電話をかけたり簡単なメモなんかは音声入力で対応できたりする。でも使い勝手は今のところはAlexaの方が上手な気がする。
今は、できる事に限界があるかもしれないがchatGPTなどのAIがこれからどんどん進化していくともっとできることが増えたり、難しい日本語の表現でも理解して動作するようになっていくだろう。
今の時点でスマホのカレンダーと同期してスマートスピーカーで予定を読み上げてもらったりすることもできる。ほんの少しの先、例えば2年とか3年先にはスケジュール管理は音声認識でカレンダーにAlexaやsiriが予定を書き入れてくれたりするようになる。もしかしたら、その頃には、わざわざスマホを開いてカレンダーアプリを起動してスケジュール管理なんかしないで、ただAIに話しかけるのが当たり前になっているかもしれない。
そんな、未来を買ってみた。
まぁ仕事の上での勉強のための自己投資みたいなものだ。と言えばたいがいの事は自分に言い訳できる……かもしれないw
普通に便利だけどねw
今日もいい1日であった。