頬粘膜癌 219日目。

 

 血圧 106-74 mmHg

 血糖 - mg/dL (朝食前)

 酸素 98 %

 脈拍 57 拍/分

 体温 36.3 ℃

 体重 70.1 kg

 

 
 特に予定のない日曜日。
 
 朝一で妻のパソコンの新しいバージョンの音声ソフトのインストール。
 音声ソフトってのは、パソコンを使う時に、メールやインターネットを使用する際、あるいは他のアプリを使用する際に画面に表示されている文字を音声に読み上げてくれるソフトのことだ。
 amazonや楽天で通信販売を使う際も、ブログを読んだりする際も画面に表示されている画面を見ることができない視覚障害者にとっては画面の読み上げソフトは必須となる。一応、スマホも使っているのでスマホの音声読み上げ機能(iphoneだとボイスオーバーという音声読み上げ機能が組み込まれている)がありそれを使う事もできるが、文字を打つのはスマホよりもパソコンの方が効率的だ。
 インターネットの世界は日進月歩で、数年前まで使えていたネットのページがセキュリティの問題やいろいろな進化によって古い音声読み上げソフトでは対応できなくなることがあるのだ。その為、数年に一度くらいの割合で音声読み上げソフトなど使用しているソフトの有償のバージョンアップが必要になる。
 この所、インターネットでは読み込めないページが増えていたものが、新しいバージョンのソフトにアップグレードしたら読めるようになったらしい。
 
 パソコンメンテナンスのは後はウォーキングに出かける。
 往復で1時間半の行程。目的地はseriaであるw 真鍮ブラシってのが欲しかったのでゲットしに行く。真鍮ブラシってのは金属製の歯ブラシみたいなものといったらいいだろうか。
 
真鍮ブラシ

 

 ブラシの先部分の大きさは4~5cmほどなのであまり大きくはないのだが試しに使ってみるのなら100円は魅力的だ。

 これはガスレンジが錆たり焦げたりしたものを掃除するために売っている。これをおもちゃの改造の時に使いたいわけだ。しかし、100均ってのは本当に便利なものだ。なんでも売ってるといって過言じゃないよね。100均には夢が詰まっているw

 

-----ここからは趣味的とちょっとしたクみたいなな話になるのでご興味がない方は申し訳ない-----

 

 何をするかというと、エアガンやモデルガンの研磨とブルーイングという表面処理をするときに使う。主にABSなどで作られているおもちゃの銃はもちろん見た目のプラスチックっぽい。(当たり前かw) それを、本物っぽく加工したいわけだ。本物に加工すると警察に逮捕されてしまうのであくまでも本物っぽくである。

 

 素材によって違うが、おもちゃの銃は全体を金属で作る事は禁止されている。殆どの部分が金属で作られ、実銃に近い機構を表現しているモデルガンもあるが、法律によって銃口が閉鎖されていること、撃鉄が銃弾を叩いて撃発できないようにしてあること、色を金メッキあるいは黄色や白で塗装することなどの条件がある。また、玉が出るエアーガンや、火薬の破裂音とその圧力で銃のスライドが動いたりすることを楽しむ発火式モデルガンについては一部を除いて金属部品を使う部分やその割合が厳しく制限されている。

 
 ということでABSだと塗装でそれっぽくするということになるんだが、プラスチックでも金属の粉を練り込んであるヘビーウェイト樹脂や金属で作られている部品についてはブルーイングという処置をするとそれっぽい雰囲気を作り出すことができる。
 世の多くの人にとってはどうでもいい事だろうし、いい大人がバカみたいと思われるかもしれないんだが、そういう事をしているのが楽しいのだからしょうがない。
 ブルーイングってのは鉄などの金属をさびないようにするさび止め処理のひとつだ。金槌やペンチなんかも多分そうなんだと思うし、ナイフの一部もそんなものがあると思うが表面が黒く染まっているみたいな奴がある。あれはブルーイング(黒染め)という防さび処理を施した結果だ。それのピカピカなバージョンを作るのが目的だ。

 

ガバメント 1911A1

 

 これをブルーイングしていく。コルトガバメント1911A1。コルト社が開発した自動拳銃で1911年だから今から100年以上前から作られ続けている名銃のひとつ。それのエアガンでCO2のガスボンベを使ってプラスチックの小さな玉を打ち出して遊ぶおもちゃだ。

 引き金や一部の部品以外はABSやヘビーウェイト樹脂というプラスチック様の素材でできているヘビーウェイト樹脂はそれなりに金属っぽい質感もある。本体の上にもう少し色の黒い部品がある。これは交換できるオプション部品で金属製(アルミ)のもの。このアルミの部品を磨き直してブルーイングしたいと思っている。

 

アルミのスライド部品

 

 ヘビーウェイトは金属の粉を練り込んであり、金属っぽい風合いが出る事はでるのだがなんといってもプラスチックには違いがない。作動させた時の音がプラスチックっぽいわけだ。それをアルミの部品に交換すると音の響きに金属感が出る。ジャコン、というプラスチックの音からジャキィンという金属の響きに変わる。それが楽しいわけだ。いや、みんなに理解して貰いたいわけではないが、物の持つ魅力というのはそういう部分が少なからずあると思う。

 

 昔、趣味でカメラをやっていたことがある。今みたいにデジカメになる前でフィルムで撮影して現像に出していた頃の話だ。
 その頃すでに主要なカメラメーカーの現行機(つまり流行のカメラ)は本体の殆どの部品がABS樹脂になっていた。写真を撮るという行為にとってカメラが軽いのはすごくありがたいことだ。重いカメラとレンズを専用のカメラバッグに入れて持ち歩くのはなかなか大変なのである。だからカメラ本体はABS樹脂があたりまえになっていた。
 でも、僕個人は本当は昔ながらの銀色の金属のカメラが好きだった。持ったときの冷たい金属の感覚や、鈍く銀色に輝くボディに格好良さを感じていた。シャッターを切るカシャッンっていう金属の高い音すらもかっこ良く感じた。特に高速で連写したときに甲高い音でシャッターが高速で切れる音にシビれた。今時のABSのものの方が音も静かで速いんだけどね。
 僕にとって、金属の冷たさや金属が奏でる高音域の鋭い音も物を持つ事のヨロコビに強く影響していたし、今でも影響しているんだと思う。
 最近はデジカメだから連写するときにシャッターが物理的に切れるわけではない。聞こえてくる音はそれっぽい演出にすぎないのに、わざわざ金属っぽい音を使っているのはもしかして携帯電話やデジカメを作っている部署の人達も音がもたらす写真を撮るという行為への影響について考えているからなのかなと思ったりする。
 べつに”ぴぽぽぽぽぽぽぽっ”って音でも構わないわけだからねw

 

 というわけで、ブルーイング前の塗装の落としと前処理の研磨中。

 紙ヤスリで磨いていく。180番、240番、400番、600番と番手を上げながら磨いたところ。

 

アルミスライド磨き中
 
 この後、もうちょっと上の番手まで磨き込んでブルーイングってのをやってみたいと思う。ブルーイングは初である。
 
 有機物よりも無機物が好きだ。多分、物心ついた頃からそうなんじゃないかと思うんだが植物とか昆虫とかがどっちかというと苦手な子供だった。
 ガラスや金属といった不純物の少ないものに憧れる。
 もしかすると、人間の体が肉や液体やなにやらよくわからないものでできているのが気持ち悪いのかもしれない。だからピカピカした金属っぽいものに憧れるのだろうか?
 
 
 
 今日は、明日のベース体験レッスンに向けてちょっと自主練。
 まだまだ指が全然動かないので速いフレーズは無理っぽい。課題曲はこちらw
 

 

 どストレートw かっこいいね!

 最期のサビ後からアウトロの部分がビートルズへのオマージュになっているのかな。奥田民生さんはビートルズっぽいフレーズを好んで使うよね。アジアの純情とかめっちゃビートルズっぽいものね。僕も好きだけどw

 

 

 

 

 

 今日もいい1日であった。

 

 

 

PVアクセスランキング にほんブログ村