頬粘膜癌、109日目。
血圧 116-89 mmHg
血糖 119 mg/dL (朝食前)
酸素 99 %
脈拍 77 拍/分
体温 36.8 ℃
体重 78.3 kg
1ヶ月で7.2kgのダイエットとなっている。栄養管理と規則的な生活習慣および適度な筋力トレーニングによる結果だ。栄養管理と生活習慣の改善は入院という強制的な環境変化がそれを実現しているという話ではあるw 筋力トレーニングはもっぱら自分でやっている事なので多少は誇って良かろうw
僕の場合はメタボリックドミノに完全に足を突っ込んでいた状態だ。気が付いたのなら改善すべし。ということで軽いトレーニングとダイエットは必須なのである。もちろん、これで体力増強を図り免疫力も上げたいわけだ。
さて僕の場合のトレーニングメニューはこうだ。大腿四頭筋を中心に下肢筋力全体を強化するとともに腹筋周りの体幹を鍛えたいというのが目的となっているので、中心はウォーキング、あるいはスロージョギングを行っている。ウォーキングにしろスロージョギングにしろあんまりのんびりやると呼吸時に腹筋を使うことがなくなるので、そこそこ有酸素運動で腹筋を使うぐらいを目処にしたい。
いろいろ試してみて、BPM(音楽の1分間の拍数といったらいいのか、まぁバスドラムのデンッデンッって低いビート音の数だと思っていただければいい)が130ぐらいを基準にするといい感じだ。120だと運動時の心拍数が110前後くらいまでしか上がらずやや負荷不足を感じる。逆に135以上になってくるとウォーキングのスピードはオーバーしてしまいジョギングに近づいていく。それはそれでいいのだけれど、負荷が大きすぎて運動時の心拍を130~140ぐらいで30分~45分をキープできない。心拍数は150オーバーになったりもするし、場合によっては足首やふくらはぎあたりにやや負担がかかる。痛みがそれなりに残ったりという事で日々の運動量の調整をこまめに考えなければならなくなる。130ぐらいだと、いまのところ1日2セットやっても、程よい疲労感があり翌日にダメージはほぼ抜けるぐらいの運動量になっている。余分な事はあまり考えなくても良い。仮に1セットしかやらなくても、ある程度動いているので運動できなかったとストレスに感じる事もないw
実は、ウォーキング時の呼吸の際に開口リハビリの自主訓練が組み込まれている。
走る時の呼吸の仕方とか、本当は正しいやりかたもあるのかもしれないが、僕の場合はふっ・ふっ・はっ・はっ と4拍が1セットで、吸うが2回に吐くが2回という組み合わせでやっている。呼吸の1拍は歩行の一歩と連動している。
で、呼吸のタイミングに併せて大きく口を開く運動を行うわけだ。普通に腹筋を使いながら呼吸を合わせて歩き、7拍目と8拍目は開口訓練でハッ!ハッ!と人がいなければ声に出して上下に口を思いっきり開く。勿論ちょっと痛いw
7拍、8拍目が基本だが、時々バリエーションを変えて、5拍目から4回連続で吐いたりとか、5拍目は吸って、残り3発は吐いたりとか、そこはドラミング的なノリでアレンジして遊ぶ感じで。うまく文章で伝わっているかははなはだ心許ないがそういうちょっとした遊び心を混ぜてウォーキングするのがちょっと楽しいわけだ。
ノリ良くウォーキングと開口訓練をするにはノリの良いmusicが必要だ。
Youtubeやamazon musicあたりで BPM130 とかで検索するとそれなりのものが引っかかってくるので好みのものをチョイスして歩いている。
これをやっている事も、意外と開口幅確保の為になっていると自分では思っているのだがなんせ先達がいないし、エビデンスなんてのはひとつもないので単なる自己満足だ。ただ、放っておくとすぐに開口幅は10mmを下回りそうな気配は感じる。
で、今日は先週末に親切なメーカーさんと親切な代理店さんに話が通ったので”かいくん”がやってきた。病院まで届けていただいた。開封してみると、僕の想像の1.5倍ぐらい大きかったw 写真は既に1回今日のリハで使い終わったものなので歯形がついているのはご勘弁いただきたい。
これで、家は完全に僕の持ち物になった。
仮に、何かがあっても家は残る。勝手に売るなりなんなりできるようになったという事だ。それは後に残るものがその時に考えたらいい。自由にできるという事だけ担保されていればそれで良い。
今日から、オキノームが2.5mg~5mgへ増量。オキシコンチンも5mg~10mgへ増量となった。安静時の舌まわりの痛みはかなり薄れている。じっとしていればほとんど気にならない。ただ、唾液があまり出なくなってしまっているので口の中が乾き、その状態で舌を動かすとめちゃ痛い。食事時の痛みは昨日と同じかやや強い感じだ。これはオキノームが効いていてそうなんだから、舌のダメージがそれに勝っているという所だろう。
うがい用に使っているアズノールうがい液はそろそろ限界だ。これでうがいをすると浸みまくるようになってきて、うがい直後はしばらく痛みに耐える時間が必要になってきた。キシロカインうがい液の投入を検討しよう。