土曜日はちょっと時間が出来たので映画が始まる前の1時間ほどを駅前の書店で過ごしたのです。

 もともと、書店はかなり好きで、以前はしょっちゅう出かけてたんですが、最近はとんとご無沙汰。まぁ行くとついつい本を買ってしまうのでヤバイ場所なのです。今は書店に行くときはよっぽど”この本”って決めて買いに行くか、ぶらり立ち寄っても”むやみに買わない!”という自分の掟に縛られておりますが(笑)

 で、本屋の何が楽しいって・・・そりゃいろんな新しい本が沢山並んでいる事がもう嬉しい訳です。言ってみればそこに置いてある本のほぼ99%くらいは自分がまだ読んだこともない本な訳で、どれか1冊でもモノにして持ち帰る事を考えるとそりゃもうワクワクですね。

 本との出会いを恋愛にたとえてもいい訳で、仮に”本”を”女の子”と書き換えてみる。



 書店には、まだ私が知らない女の子が所狭しと鎮座している訳です。その心の中は実際に手に入れて覗いてみなければ分からない。あ、あそこにあるのは昔手に入れたことのある女の子だと気づいて、妙に懐かしい気分になってみたり。
 どうにも高尚すぎてとても近づけない女の子もいたりします。哲学や数学なんかについて詳しい女の子はこちらも手を出すのにそれなりの覚悟というか気構えが必要で。
 どうせなら、気軽で楽しい女の子なんてのもいいかなと思う。まずはちらちらとその外観やなんかを眺める訳で。みんなそれぞれ個性的な服をまとっているし、顔つきも違う。派手な娘もいればシックな着こなしの娘もいる。個人的にはあまり派手なのは苦手かもしれないなぁと思う。どうしてもシンプルな女の子に目がいきがちではある。
 時々、熱い視線を送ってくる女の子もいたりする。じっと静かに視線を投げかけてきている・・・のかな?
 そして、いいなと思った女の子には声をかける訳です。あなたのお名前は?って。いや、自分から名前を叫んでる女の子もいるけどね。そう、名前は案外大事なんだと思います。やっぱり”ケメ子”とかじゃグっと来ない訳じゃないですか。見た目と名前、最初に女の子の事で分かる事ってそれぐらいだったりするんですね。
 名前を聞いて少しお話してみて、あぁこの娘のしゃべり方って結構好きかもとか思ったら、それはもう、”恋”のはじまりやね(笑)
 


・・・・・。



 とまぁ、本屋というのはかくも楽しき場所なのですね。
 私、基本は表紙買い、タイトル買いの人なのです。平台の上の本をつらつら眺め、ちょっと気になるのは拾い読みしてみたり。次に棚を順番に見て回ります。おすすめの表紙が見えるように置いてある本も、あるいはきちんと棚に刺さっている文庫本も、凝視するというよりも眺めていく感じに近いんでしょうね。

 気にいった本は、その棚を覚えておきます。だってもしかして、今日のお持ち帰りになるかもしれないですからね。そうやって何冊かの本と戯れて、本当は全部連れ帰りたい所をぐっと押さえて1冊だけ手にとってレジに向かう訳です(笑)

 女の子だと、そのたびに違う娘とお付き合いするのはあまり褒められたものでもないですが、本だったらそういう事もないので安心して今日のお相手を探したり出来るというのが嬉しい所(笑)