電車の中でもいい、スーパーでもいい。あるいは、落ち着いた料理屋さんでも。
小さな子供というのは、退屈と背中合わせに生きている。
毎日が新しい発見であり、常に面白いものや新しい事を求めている。
本来は、じっと同じ所にとどまってはおれない生き物ではある。しかしながら、人の世のルールとして電車の中ではしゃいだり、スーパーの中を走り回ったり、料理屋さんの中をうろうろしたりする事は基本的にはイクナイ事だったりする。
これは、国によってはルールが違うのかもしれないが、取りあえず今の日本はたぶんダメであろうと思われる。
そういう所へ子供を連れていくのは間違っているというルールの国もあるが、日本はそこまでは厳しくないのが現状ではないかと思う。ただ、そぐわない行動があまりにも見受けられる場合は、親はその子とともにその場を辞す。日本では出入りを禁止しておらず、そういう場で行われる”しつけ”(って言葉はあまりすきじゃないけど)について必要なものと考えていると思う。
だから、親はそういう事を教える。
あるいは、その場で積極的に子供と関わって”退屈”から子供の目をそらす必要がある。その中で子供は、少しずつTPOを学んでいく。
(子供が小さい頃は、必ずメモ帳とエンピツ、それから小さな折り紙や、小さな絵本をポケットにしのばせていたw)
私は、ちゃんと子供にそういう事を教える親御さんは大好きだ。
ちゃんと教えた上で、子供と親と一緒にいろんな事を経験出来るのは素晴らしい。それを見守るのは、社会が子供を育てる事だと思っている。
あまりに、無理があれば、ふつうは親御さんは自分からその場を退場し、改めてチャレンジしてくるものだ。
それを許すのが、子供を親を見守る社会の甲斐性だと思っている。
時たま、
「静にしないと、おじちゃんに怒られるよ」
とか言ってるおかあさんがいる(おとうさんもいるけどね)。おいおい、そこは他人のせいにしちゃいかんだろ?
せめて
「おとうさんに怒られるよ」
はわかるが、知らないおじちゃんに怒られるから静にしたり、おとなしくしたりするのかい?
知らないおじちゃんが居なければ、無法地帯でOKなのか?
「他の人に迷惑でしょう?」
はわかる。その通り。
今時は、しらないおじちゃんは滅多に怒らないよ、だから親御さんちゃんと直接自分で子供と向き合おうねw