GWに入って少しゆっくりする時間があって
久しぶりにお気に入りのカフェへ行って
ただ、ぼぉっと
窓からの景色を眺めていました
空白の時間の大切さを
しみじみと感じながら
何にもせず
何も考えない
頭をからっぽにする
美味しいお茶を飲みながら
そんな風に過ごしていたら
聞き覚えのある音楽が耳に飛び込んできました
もちろん
それまでもBGMとして音楽は
ずっと流れていたのだけれど
これ何だっけ？
この血が沸き立つような感じ
思わず一緒に歌って身体が動いてしまう感じ
そうだ
映画「グレイティスト・ショーマン」(The Greatest Showman)の
主題歌
'This is Me'
１９世紀半ばのアメリカで
サーカスという興行形態を確立したこと等で有名な興行師
P.T.バーナムの半生を描いたもの
どうしてもこの映画が見たくて
何とか時間を作って
3月にレイトショーを見に行ったのだ
ひげを生やした女性レティを演じる
キアラ・セトル(Keala Settle)が
「これが私」と歌っていた
I am brave, I am bruised
勇気がある、傷もある
I am who I'm meant to be, this is me
ありのままでいる、これが私
I'm not scared to be seen
見られても怖くない
I make no apologies, this is me
謝る必要もない、これが私
この映画は
主演のヒュー・ジャックマン（Hugh Jackman）が
実に7年半もの間関わってきた
とても思い入れのあるプロジェクトでした
それまで
マイクの前に出ようとしなかったキアラが
初めて生で歌を披露したオーディションを
とらえた動画を思い出しました
この前日にヒューは皮膚がんの手術で
鼻を80針も縫っていて
お医者さんから「絶対に歌ってはいけない」と
言われていたそう
キアラが役を射止めた瞬間をとらえたもの
もちろん歌ってはいけないはずのヒューも含め
そこにいるメンバー全員
彼女の歌声によって
歌の力によって
何か普段自分が持っている枠を吹き飛ばし
身体全体から
魂から歌っているような
涙が溢れるのを止めることができない
動画を見ている私たちまでも
１つにしてしまう
パワフルで感動的なシーン
ある意味
映画以上に
ドラマティックかもしれない
最初に
キアラと監督のマイケル・グレイシー（Michael Gracey）との
インタビュー入り
歌は0:58辺りから
きっと今
このタイミングで
この歌を聴いたことは
きっと意味がある
自分らしく自分の道を進むのだ
Have a nice Golden Week!
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