Billy Squier (ビリー・スクワイア) Live in 大阪 1983 | Rockives

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1)洋楽コンサートのレポート、感想などなど。

”今日”は2024年5月9日、木曜日です。

 

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以前行われたコンサートのなかで、かつて私が同じ5月9日に観たコンサート等は、

 

1979年 ; Blue Öyster Cult

      (2022年5月9日に書いて投稿しました)

1983年 ; Billy Squier

2005年 ; G3 '05

      (2023年5月9日に書いて投稿しました)

等でした。またコンサートの思い出記事を書けます。

 

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1983年に行われた、

Billy Squier 

(ビリー・スクワイア) のコンサートの想い出を書きます。

 

Program-¥1000

 

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◎1983年5月9日(月)
@大阪 フェスティバルホール

◎ 18:42-20:09 (e-2)

 

 

 軽快で小気味いいロックンロールを聴かせてくれてたBilly Squier の初来日公演でした。

 

 この当時、日本ではCuture ClubやDuranDuran等々イギリス発のニューロマンティック系のバンドが大人気でした。

 

 ’70年代中ごろのパンクムーヴメント以来なんとなくイギリス勢の方に勢いがあったように思います。

 

 音楽雑誌もそちらの方に傾いてたような気がします。

 

 そんなかでも気を吐いてたのが今回のBilly Squierでした。

 

 とにかく軽快でけれん味のないストレートなロックンロール・サウンドは逆に新鮮な気がしていっぺんに好きになりました。

 

 私の中ではBruce Springsteenの”弟”分みたいなイメージがありました。

 

 よくよく調べてみると、生まれはBossの方がたしかに半年ほど早いんですけど、ほとんど同世代、でもすでに世界的なビッグスターになってたBossに較べてちょっと遅れをとってたのも事実です。

 

 私の記憶違いかもしれませんけど、Queenのアメリカツアーの前座をつとめたりしてましたから、日本のQueenファンの間では早くから注目されてたみたいです。

 

 ところでついでに書いておくと、後にはデビュー間もないDef Leppardを前座に従えて全米ツアーもやってますから、Def LeppardがこれほどまでのスーパースターになったのはBilly Squierのおかげですよ、きっと。

 

 前置きが長くなりましたが、コンサートのこと少しだけ書きます。

 

 大ヒットしたAndy Warholがデザインしたみたいな(ホントのところはよく知りません)ジャケットが印象的な最新アルバム、"Emotions In Motion"と彼の人気の引き金となった前作"Don't Say No"からの曲が半々でした。

 

 パワーポップ(ロック)のニューヒーローってことでしたけど、とにかく余分な飾りはナシ、ストレートで軽快なロックンロールがホント耳に心地よかったです。

 

 荒々しくかき鳴らされるギターとちょっとハスキーな彼のヴォーカルがグイグイ迫ってきて超ノリノリのコンサートでした。

 

 かつて前座をつとめたQueenやまた前座に従えたDef Leppardのようなブリティッシュサウンドとは違うアメリカンロックの醍醐味を感じさせてくれた素晴らしいコンサートでした。

 

Billy Squier - Everybody Wants You (Live) (youtube.com)

 

 

 このあと1985年1月にも来日公演が予定されてましたが、直前の前年12月になって”病気”が理由で中止になってしまいました。

 

 その時は初の名古屋公演も予定されてて楽しみにしてましたが、結局払い戻し、すごく残念でした。

 

 そんなわけで、私は1回しか観たことがありませんが、心に残るコンサートでした。

 

 ところで私事ですが、誕生日が彼と一緒なんですよね、もちろん彼の方がずっと歳上ですけどね。

 

 だから何となくすごく親しみを感じてしまいます。

 

 昨年亡くなったBurt Bacharach、そして女優の風吹ジュンも、すぐに思い浮かぶのはこの人達で、みんな歳上で有名人ですけど、ただ同じ日にみんな誕生日を祝ってる(た)のかなって考えると楽しくそして嬉しくもなります(でも私自身はあんまり嬉しくもありませんけどね)。

 

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 最後までご覧いただきありがとうございました。