白血球の中の好中球には、交感神経から放出されるアドレナリンを感知して、緊張すると上昇するのでした。
改めてご自分の血液検査の、好中球分画を見直してみて下さい。60%が目安で、それ以上だと、交感神経が緊張しているサインとなります。
でも、風邪などの感染症でも上昇するので、判断には注意が必要です。
あとは、中性脂肪TGです。
慢性的にストレスを抱え、頭がフル回転していると、そこでエネルギーを消費されて、中性脂肪を切り崩して、TGが低くなることがあります。70以下は注意です。
TGを低くしている原因を、自分が気づいていればいいのですが、時には気づいていないストレスやトラウマによって、TGが低くなることがあります。
多くは、子供の頃の親との関係がトラウマです。
ちなみに、ぼくのトラウマはキネシオロジーで探っていくと、小さい頃にガミガミと母親に怒られたものと出てきました。
次のトラウマは、大学院生の時に、教授にガミガミと言われたことでした。
そして、母親のガミガミと教授のガミガミが、関連したのです❗
けれど、これに気づくことで、その後、なんか不調があっても、抜け出すことができるようになりました。
さて、ご自分のTGの値と、それに関連する思い当たるストレスはありましたでしょうか❓
細胞のエネルギーの問題と、心の問題は常にリンクしていますよね。
分子栄養学は、「木を見て、林を見て、森を見る」のが大切と言います。
木は細胞、林は臓器、森は体全体と考えるといいのではないでしょうか。ここをいったり来たりすることが大事ですよね。
さて、ちょっと不思議なお話です。
長い期間悩んでいるような症状の場合、「心理的逆転」というものが入り込んでいることがあります。
意識の上では、「この症状を楽にしたい!」と思っているのに、潜在意識が「この症状を治したくない!」って思っていることを言います。
こんな状況だと、良くなるのも難しいですよね。
そんなことあるわけない、と思う方もいらっしゃると思いますが、経験上、長引く症状や悩みを持っていらっしゃる方ほど、心理的逆転が入り込んでいることが多い気がします(しゅん)
つまり、症状が良くならない方が、実は自分にとって利益があったりすると、このようなことになります。
例えば、症状がよくなってしまうと、旦那さんから心配してもらえなくなるから、このままの状態でいよう、ということがおこります(なんと!?)
ぼくも、この前に風邪を引いて、なかなか咳が治らなかった時に、心理的逆転が入り込みました。
調べていくと、咳が治らなかった方が、仕事を休める、と思っていたようでした(笑)
大事なのは、こういう仕組みがあると、いつまでたっても良くならないということに気づくことです。
そして、気づくことで、好転していくこともあります(きらきら)
そんなおかしなことない、と思われるかもしれませんが、もし、こういうメカニズムがあったら、という前提で考えてみて下さい。