ビタミンB群の供給源について。


ビタミンB群は、B1、B2、ナイアシン、パントテン酸、B6、B12、葉酸などの総称です。

報告者によって違いますが、約30%のビタミンB群が腸内で産生されていると言われています。

ですので、ビタミンB群が体内に少なければ、腸内環境が悪いとも考えられますね。

健康診断レベルで判断するとすれば、まずビタミンB6を見ましょう。

本来、肝障害をみるAST(GOT), ALT(GPT)という酵素は、まず酵素なのでタンパク質でできています。
タンパク質不足だと、値が下がります。だいたい、20ぐらいが理想です。
そして、ASTもALTも、ビタミンB6が不足していると働きが落ちます。
さらに、ASTよりもALTの方がビタミンB6がより必要です。

ですので、ASTとALTが両者とも20以下で、さらにAST > ALTで差が2ぐらいあると、ビタミンB6不足だと予想できます。