腸内細菌は、大腸なのか小腸なのか、というご質問がありました。
基本的に腸内細菌は大腸にたくさんいて、小腸にはほとんどいません。大腸の腸内細菌と考えていただければと思います。
ただ、小腸で細菌が異常増殖してしまうSIBOという病態もあり、お腹がとても張ってしまいます。これは逆に腸内環境悪化のサインと考えて下さい。(ぴかっ)
さて、次はナイアシンにいきましょう。昔ビタミンB3と言われていたものです。
ナイアシンは、LDHという乳酸脱水素酵素の働きを補う補酵素です、
ナイアシンが不足していると、LDHの値が低下します。
LDHの目安は180です。ご自分の健康診断の値を見てみて下さい。
LDHが低い場合、ナイアシン不足が疑われます。
逆に、LDHが高い場合、溶血といって、赤血球の膜がやぶれていることを示唆します。
ナイアシンは、トリプトファンというアミノ酸から、キヌレニン経路を通って合成されます。このときにビタミンB6がないとうまく変換されません。
AST> ALTとなっていた方は、ビタミンB6不足の可能性があり、そうするとナイアシンも作られていないかもしれません。
ナイアシンは、細胞のエネルギーをつくる、TCA回路を回すために必要ですし、さらに多量のエネルギーを作る、電子伝達系でも必要です。
ということは、LDHの値が低い方は結構疲れていることが多いです。
LDH130なんていう人は、動けなくても不思議ではありません。
けど、動けている人もいるから、分子栄養学は一筋縄ではいきません(なんと!?)。
その場合、なんとか奮い立たせるために、カフェインにたよったり、交感神経を緊張させたりして補っていることが多いのです。
ナイアシンはしいたけ、たらこなどに多く含まれています。
あなたのLDHの値は低かったですか❓