今回は慶喜様パラダイスの為
慶喜様メインで、そして私の
都合のいいように書いてます

毎度のことながら、私の為に書いてますので
もしネタバレが見たくて来てしまった人は…
悪しからず。
歌舞伎を見たことがない、
そんな私の一言がきっかけだった。
「芝居の一つも見に行けないとは、
可哀想に。余程酷い主人に
こき使われているんだろうね」
「酷い言われようどすな。留奈はんには
芝居を見に行けるくらいの暇(いとま)も
金子も持たせてあります」
「そうですよ、私が歌舞伎に
興味ないだけです。
……それって遊女としてまずいですか?」
座敷で歌舞伎の話はよくされるらしく
少しは知っておいた方がいいと言われる。
「これは何としても留奈を一度
歌舞伎に連れて行かなくちゃいけないね」
(何だか悪いな…)
「まさか留奈は、俺と芝居に行くのが
嫌なんて言わないだろうね?」ニコ

うん、言わない(*´∀`*)
秋斉も賛成して今なら“千本桜”が
いいんじゃないかと。
「いいね。
せっかくだから初日を見に行こう」
ヒロインそっちのけで2人で盛り上がる。
この兄弟はなんて可愛いのかしら
笑そして当日、芝居小屋のある南座に着くと
人がたくさんいて中に入れるか心配になる。
「俺のことを、女を誘うのに
席の確保もしないような、
気の利かない男だと思っているのかい?」
「心配せんでも慶喜はんが
上桟敷を押えてくれはっとります」
「そうだったんですか。失礼なことを
言ってしまってごめんなさい、慶喜さん」
「ふふ、今日の留奈はしおらしいね。
そんな可愛い顔で謝られたら
許すに決まってるよ」ニコ

ぐはっ
(ノд`*)そこに翔太と龍馬が現れる。
ヒロインを、花道の近くの席で
一緒に見ようと誘うと、秋斉が
今日は置屋の身内だけだから、と断る。
「そっちの人は身内とは
違うんじゃないかのう?」
「俺かい?俺は秋斉の身内みたいなものだし
何よりこの会の後援者だからね。
同席しないわけにはいかないよ」ニコ

ヒロインは後援者の意味が判らず
こそっと翔太に聞くと、
スポンサーと教えてくれて。
なんやかんやで。笑
中に入ると案内人が慶喜さんを見るなり
頭を下げてVIP扱い


それを格好良いと思う。
そして2階の真ん中のいい席に通され
花里も感激!
お礼を言うと慶喜様は得意顔。
そんな慶喜様に秋斉は呆れ顔。笑
そして慶喜様のおごりだからと
何でも好きなものを頼んでいいと言う。
「別に何を頼んでも構わないけど、
あまり食べ過ぎないようにね。
昼には大茶屋に仕出し弁当を
届けさせるよう言ってあるんだよ」ニコ

花里がまるでお姫様になったみたいと。
私も02(*´∀`*)
本当お姫様みたいだよね~
「慶喜さん、本当にありがとうございます」
「ふふ、そんな可愛い声で、素直に
褒めてもらえるのは、嬉しいよ」ニコ

「俺の身内には、留奈とは正反対の
ひねくれた奴しかいないから、尚更ね」
「はて、誰のことを言うてはるんやろな」
その時嫌味が聞こえて見てみると
高杉と俊太郎さま(*´∀`*)
もちろん嫌味を言ったのは高杉です!
男がぴーちくぱーちく煩いとかなんとか…
そんな高杉は無視して←笑
「今日はそちらの旦那はんらに
連れてきてもらはったんどすか?」
「はい、私が歌舞伎のことを
何も知らないので、勉強するようにって
連れてきてもらったんです」
「勉強やなんて思いはったら、
歌舞伎もつまりまへんやろ。
せっかくのお芝居や、
心から楽しまれたらええ」
「そ、そうなんでしょうけど…」
いつの間にかお芝居は始まっていた様子。
しかしヒロインには、出演者が多いせいか
イマイチ話がわからない。
引きつった笑みを浮かべていると、
慶喜さんが舞台を指差して教えてくれる。
慶喜様のお陰で理解して、
秋斉も解説をしてくれて
楽しむきっかけが掴めた

そこにこっそりと俊太郎さまが
花里の分まで金平糖をくれる。
それに秋斉が余計に喉が渇くと言って
お茶を頼んでくれる(^ω^)
そしたら高杉が
身を乗り出して近づいてきた!
「喉が渇いたなら、茶よりも
俺の酒を飲ませてやる。口移しでな」的な。
(゚Д゚)イヤー!
助けて慶喜様ッ!
唇が近づきそうな時、高杉がふっと離れた。
「…まったく。相手の気持ちも考えず、
無闇矢鱈と迫るなんて
それこそ無粋の極みだね」キッ
慶喜様が高杉の肩を押して
引き離してくれた(*´∀`*)
「まして、俺の留奈に色目を使うなんて…
ほんといい度胸しているよ」
ぉ、俺の留奈(゚Д゚)!?
もう1回言って
!!笑「さて?留奈がいつ
あんたの女になったんだ?」
そんなの出会った時からだよ(^ω^)笑
険悪な雰囲気に誰か止めてと思うと
俊太郎さまと目が合って。
「止めて下さい!」
俊「構しまへん、そん人らは、
好きに張り合わせといたらええんどす」
こんな所で喧嘩するほど阿呆じゃないと…
俊「それに、むさい男の仲裁するくらい
やったら、わては可愛い
留奈はんの顔を見ていたい」ニコ

(ノд`*)ハウン

「…っ、ぁ、秋斉さん!止めて下さい!」
秋「桝屋はんの言う通りやなあ。
慌てふためく留奈はんも
初々しゅうて、可愛いらしいどすな」ニコ

秋「舞台よりよっぽど面白い。
勿体なくて目が放せまへん。
せやけど、あんまり他の男の為に
熱心にならんといておくれやす。
わてが妬けます」テレ

゚+。:.゚(*゚Д゚*)゚.:。+゚
秋斉さん…(ノ∀`*)アハン

そんな二人を止めたのは
1階で騒ぎ出した若侍だった。
新撰組と名乗る侍たちは
酔っ払って舞台の花道に上がり騒いでいた。
それを翔太が正論で責め立てるも
引かない侍たち。刀を抜こうとして
龍馬が止めに入るが、ヒロインは
2人が心配で堪らず、
1階を見下ろしていると、
ぽんと肩に手が乗せられた。
「あの二人は留奈の知り合い──
若い方は幼なじみだったね。
お前の頼みとあらば、
あの場を収めてきてあげるよ…」
慶喜さんの優しい言葉とは反対に
険のある声が割って入る。
「また留奈の前で、
いい所を見せようって腹か?」
「よく言うね。お前も同じ腹のくせに。
ふふ、さっきの勝負が預けになってた
ことだし…この際、どっちが上手く
あの場を収められるかで
勝負するのはどうだい?」
「くくっ…その勝負乗ってやる」
と高杉は1階に飛び降りる。
龍馬に「お前は甘い、こんな奴ら
斬っちまえばいいんだ」と
侍たちを挑発する。
本当に斬っちゃうの!?と不安に思っていると
俊太郎さまが手を重ねて
落ち着かせるように囁いた。
「心配あらへん。高杉はんかて、
無駄に血を流すつもりはおまへんやろ」
「そうだといいんですけど…。
あれ?慶喜さんと秋斉さんは?」
「慶喜はんは下に向かいはったんやろ。
藍屋はんは、慶喜はんに何やら言われて
誰ぞ呼びに行かはったようどすな」
その2に続く