本日は「すべての道はCAに続く」です。
社会に出ると、今自分のしていることが、偶然にも
何かの役に立つ!なんてこと沢山あります。
それに気が付くか気が付かないかは、人それぞれ。
でも、ふとしたことの連鎖が大きく運命を変えることもあります。
大した意味もなく始めたことが、一生の宝になることも。
何が功を奏するかわかりません。
(※功を奏する→効果を現す。成功する。)
前職の上司が私の力を試そうとしてくれたのか、
工場案内の英語版マニュアル作りを任されました
入社3か月目でした。
始めは、プレッシャー
ただの英作なら、巣篭って英語辞書と葛藤だけで良かったかもしれません。
(今のように翻訳機能のアプリはありませんでした。)
困ったなーとひたすら考えました。
で、出した答えが、相談してみたらいいんだ!
ただし、上司を除いて。残念ながら、その上司は英語全く出来ないと自己申告されました。
皆さんならどうされますか?
せっかく作るのならば、マニュアルは実用的な方がいいですよね。
必要に応じてそれが更新はされても、基礎がちゃんとしていれば、
アレンジも簡単!
後々の為にも、ちゃんと作った方がいいかなーとは
未熟な私でも考えました。
しかし、
私の能力が未熟だったー
一人でするのは絶対無理!
ただの英作文は避けたい😅
出来る人の力を借りた方がいい!
(しつこいですが、上司を除いて)
必死だったのもあって、とにかく完成させたい気持ちが一番!
それで
溺れる者は藁をもつかむ作戦決行
(※溺れる者は藁をもつかむ→非常に困ってしまってどうにもならなくなったとき、
人は役に立たないものにでもすがって何とか助かろうとする。)
もちろん、助けて頂いた方々は、素晴らしい方々ばかりでした。
例えば何に困ったか?
案内冒頭の一文…挨拶や自己紹介は別として、日本語案内をそのまま訳すのは芸がない!
インバウンドのお客様には、何から話すとわかってもらえるか?です。
・工場の歴史
・目の前のオブジェの説明から
・本日の瓶詰品の中身紹介etc.
とにかく興味を持ってもらえる一文です。
これってつまりESシートや面接の導入部分と同じなのです。
興味を持ってもらわなければ意味がない
楽しくて見学して良かったと思ってもらえる。
はたまた、今度お店でその商品をみたら、
思い出して買ってもらえる思い出の案内
結局、英語の問題ではなくて、
お客様のリサーチであり、
どう消費につなげるか?
を根本的に考えることでした。
やったこと
以前の工場チーフ(本社勤務)にコンタクトを取って、
①英語の案内はしたことないか?
②出来ればその時の資料を拝見できないか?
③案内で大切にした方がいいことは何か?
を自分の現状を正直に話して力を借りました。
また、当時、CAの勉強で英会話教室に通っていたので、英訳文の言い回しが通用するか、添削してもらいました。
いやー
英作もさることながら、この時初めて、仕事のための根回しや人間関係の構築の仕方を覚えました。
若い私は、自分のペースでお願いしたことだけ教えて!そしてやって!
即終了😅にしようとしてました。
早く終わらせたかったから😂
しかし、そうはいかないですねー。
待つことも大切ですし、やってもらったことに対する謝意や進捗状況の報告など、
筋を通すこと
を勉強させられました。
これってどこの世界も同じです。
留学先のフランスもそうでした。
信頼を勝ち取るには、言葉は違っても、行動は同じ!
結構揉まれに揉まれましたが、何とか完成しました。
その時の上司からは一言もありませんでしたが、他の職員の方、本社の上司や教育係のお姉さま、そして同期は慰労の言葉をかけてくれました。
特に
「今後は、こんちゃんの作った英語の案内文が○○工場の基礎になるわけだから、後輩達は助かるよ」
ちょっと役に立ったかもかも⤴️⤴️⤴️
自己有用感が高まって、それからは
前向きになれました(自己満足かもしれません😅)
(※自己有用感→自分の存在が周りの役にたっている、貢献していると認識できる感覚)
この時の経験は社会人としての大切なものをリアルに学べ、後々、乗務員になってから役立つことが満載でした。
・英語でご案内する文の使い回しが出来た。
・乗務員間の上下関係や筋の通し方が苦にならなかった。
どんなことも、本人次第でCAへの道は作れるものだと、今は思えます。
(その時の私は気がついていませんが~😆)
続く。。。
成功するまで諦めなければ、
内定は取れます。
ESシート締め切りまでやっています!