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残業ありきではなく、残業無いきで動く。だから意味がある。
ノー残業前提のマネジメントが、本来のマネジメントの姿ではないか。
工事の現場作業では、原則残業しません。暗くなると危険だし、疲労がたまって危ないし。
何より、この時間までにここまでやる!とあらかじめ計画してやっているので、その時間で作業が終わることを前提にして動いている。
ノー残業前提のマネジメントが、施工管理者に求められる。
ところが、ときに「残業ありき」で現場作業をさせる施工管理者がいる。17:00で終わる予定のところ、18:00とか19:00までやらせる、それが普通みたいに考えている人が、チラホラいるのだ。
そんなの、やる前から失敗しているのも同然。
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ノー残業の前提でやるから意味がある。残業になったとしても、なぜそうなったのか?を振り返れる。次への栄養素になるわけで。
ハナから残業ありきでやってるのなら、そもそもマネジメント失敗なわけで。なんの価値も無い。
職人からしたら、「俺たちはお前(施工管理者)のオモチャじゃねー!!!」となる。実際、そう言われた人たちもいる。
そりゃそうだ。職人はオモチャじゃないし、操り人形でもない、ロボットでもない。施工管理者の意のままに動く存在ではないのだ。
れっきとした、モノづくりに携わる要人である。
彼ら彼女らだからこそ、造れるモノばかり。専門家でありスペシャリストだ。
施工管理とは、スペシャリストである職人達が、限られた時間内にキチンと成果をあげられるような道筋を立てること。そして、問題やトラブルに迅速に対応して解決することではないか。
残業するということは、限られた時間内に終わることができないということ。ハナから残業させるということは、ハナから限られた時間内に終わることができないことを意味し、それはマネジメント失敗とも言える。
そう私は捉えている。
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ノー残業前提で動いてもらう、時間内に終わるように工程計画を立てる(道筋を立てる)こと。そこに価値があります。
価値とは高い生産性があること。高い生産性があるとは適正な価格内でより良いモノができるということ。
施工管理の醍醐味はそこにある。
だから、ノー残業前提のマネジメントが高い価値を持ち、本来のマネジメントの姿ではないかと思うのだ。
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