Photo by Alex Radelich
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自分を変えるのには、大きな大きなパワーと、長い時間が必要だ。一朝一夕に変わるものではない。1年とか2年とか、あるいはもっとかかることだってよくあることかもしれない。
自分を変えようとしたことがある方は、よくおわかりいただけるのではないだろうか。
自分を変えるということは、それまでの自分を否定しなければならないことだってあるし、苦労して手にしたモノを手離さないといけないときもある。ゼロからイチを作り出さないといけなくなることもある。挫折することだってある。
かなりのパワーと長い時間を要する行為だ。
具体的にやることといったら、実は難しいことではない。たとえば、朝人に会ったら挨拶をしっかりするとか、丁寧に文章を書くとか、必要なことはきちんと調べるとか、言葉にすると、「なーんた、そんなことか」と思ってしまうことが多い。
一瞬だけなら、それほど大変ではない。大変なのは、根付かせることだ。習慣化することだ。当たり前にできるようになるには、大きなパワーと長い時間を要する。自分を変えるとは、今までできてなかったことを当たり前にできるようにすることでもあるのだ。
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時々読む記事がある。こちらだ。
50歳以上しか採用しない会社の社長が言った、「人生の変え方」
この記事の著者が、ある会社を訪問した時のことを書いている。社員のほとんどが50歳以上、社長は60歳オーバー、役員もほとんどが60歳以上の会社とのことだ。そんな、いわば高齢者ばかりの社員の集まりだが、その高齢者たちが「変わろうとしている」様子を書いておられる。
この中で、ある程度変わるまでにだいたい5年かかる、との一文がある。これは、納得の時間軸である。人が変わるのには、それくらいの時間は必要なのだ。
もちろん、中には5年どころか半年とか3か月でガラッと変化・進化を遂げる人もいる。「男子3日会わずんば、刮目してみよ」の言葉を地で行く人もいる。
だけど、そのような人はごくごくわずかだ。世の中は、年単位の時間をかけて変化・進化する人が多数派である。
年齢が上がれば上がるほど、自分を変えることのハードルは上がっていく。だから50歳を超えてから自分を変えようとするのは、並大抵のことじゃない。相当に硬い決意が必要だ。
ある年齢から上になると、もう変わらないとなるのは、そりゃそうだよなとなる。
それまで積み上げてきたものを、あるいは壊して、あるいは否定して、あるいは作り替えなければならないのだから、年齢が上がればハードルも上がるのは自然なことではないだろうか。
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とはいえ、変えられるのに変えないのはもったいない。せっかくのチャンスをふいにすることになる。
変わるというのは、進化であり、成長だ。
変えられる機会というのは、進化できる機会であり、成長できる機会といえる。せっかくの機会があるのに、変えない/変わらないのは、もったいないことだ。
自分を変えるのには大きなパワーと長い時間が必要だ。大きな苦労を伴うことがあるだろう。大きな苦痛があったり屈辱にまみれることもあるかもしれない。大変な作業だ。
けれど、それら苦痛や屈辱を味わってまでもやらなく価値があるのが、変化であり進化であるのだ。
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