【日常を気持ちよく過ごせるようになる要素とは】 | 土木技術者(もどき?)のブレイクタイム

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土木技術者(的な)人物のブログです。ブレイクタイムを過ごしているような気分で書いています。個人でも仕事ができるように、ただいま準備中(やるかどうかはまだ未定)

Think CIVILITY より
 
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気持ちよく日常を過ごしたい。こう考えておられる方は多いと思われる。おそらく、毎日を気持ちよくというか心地よく、機嫌よく過ごせればそれに過ぎることはないだろうし、不機嫌に、不快に過ごしたい、という方は極めて少数だろう。
 
仕事するにしても、不機嫌な人とはなるべく関わりたくないし、不快に感じる言葉をかけられたら、「なんでそんなこと言うの?」と、自然と思ってしまうということもある。それか、「なんであんな機嫌悪いんだ?ガキじゃあるまいし」と、つい口走ってしまうことだってあり得る。
 
日常生活にしたって、食事しにレストランに入ったら、レジ付近で客と思しき人が店員にワーワー文句を言っている。そうすると他の客の応対が、他の店員に任せきりになってしまって、店内のどこかから「まだー?待ってるんだけど」なんて声が上がることも。
 
面白いなと思うのは、不機嫌なこととか不快なこと、または無礼なことというのは、周りにどんどん伝染してしまうことだ。私もよくあるのだが、上司とか先輩とか同僚から無礼な言葉をかけられたあとに、無意識なうちに私自身も無礼な言葉を発したり礼儀に欠ける態度を取ったりしてしまうことがある。
 
いつだったか、某職場で上司に盾突いてしまったことがあったし、コピー機に紙が忘れられたいたのを見たときに、「誰だよ、置きっぱなしにしたバカは!?」と、周りに聞こえるように言ってしまったこともあった。
 
そんな人とはなるべく関わらないようにしよう、となるのは、人間の本来持っている性質の一つである。
 
 
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もう一つ面白いのは、無礼なことや不快なこと、不機嫌なことに接した人の行動やパフォーマンスが、落ちてしまうことだ。冒頭に示した画像は、書籍「Think CIVILITY 」に示されている調査結果を表しているのだが、情報得ようとする行為一つとっても、差が生じてしまうのだ。
 
敬意ある人から情報を共有しようとし、無礼な人からは共有しようとしないという人が出てくる、しかもそれは意図的に、という結果であった。
 
これは別の場面に置き換えてみると、
敬意ある人とは自ら望んで一緒に働こうとし、無礼な人とはなるべく一緒に仕事をしようとしなくなる
とも言い換えられる。
 
いやいや、仕事なんだからそんなことやっていられるわけないよ、とか好き嫌いで人を選ぶわけにはいかない、という声もあろう。それは理解できるし、その通りだと思う。
 
しかし、「やむを得ず」お付き合いしなければならない場面はあるけれども、「自ら望んで」接しよう、となるかどうか、は人それぞれだし、周りがどうにかできることではない。
「やむを得ず」お付き合いしなければならない場面が終わったら、あとは付かず離れず、または離れて付かず、ということになることは十分にあり得る。組織の中でそんなことが発生したら、成果や質に大きく影響してくる。そこで迷惑被るのはお客さんであり、国民市民である。
 
「自発的に」「主体的に」「自分ごととして」取り組むようには、ならないはずだ。
 
そりゃそうだろう。礼儀に欠いた人とずーっと接していたい、と考えている人がどれくらいいるだろうか。そんなにたくさんいるわけじゃない、それどころかそんなやつとは関わりたくない、と考える人がとてもたくさんだろう。礼儀に欠いた人と接すると、不快になったり不機嫌になったりすることが多いからだ。機嫌よく、心地よく過ごせるようにはならない。
 
日常を気持ちよく過ごせるようになる要素の一つは、「礼儀を持って接する」ことである。
 
 
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誰しも経験があるだろう。
 
礼儀に礼儀を尽くされた態度を目の前にいる人にとっていただくと、とても心地よくなる。機嫌よく時間を過ごせる。
 
たとえば、後輩から相談を受けて相談に乗り、後輩から「時間を取っていただいてありがとうございました」と言われたら、あなたはどう感じるだろうか。とても気分よくなるのではないだろうか。
 
あるいは、ちょっと愚痴を聞いたりして、愚痴を話してきた相手から「聞いていただいてありがとうございます」と言われたら、どうだろうか。とても心地よくなるし、自尊心が満たされるのではないだろうか。
 
とはいっても、なかなか礼儀を尽くすとか、できるようでできないものだ。ちょっとしたことで不機嫌になることはあるし、無礼な態度を取ったり言葉を発することだってある。
 
でも、やってしまったことは仕方ない。いったん省みて、「次は礼儀良く接しよう!」と言い聞かせながら、やっていくことだ。礼儀を尽くされたら気持ちよく過ごせるようになるのなら、こちらも礼儀を尽くせばいい。礼儀を尽くすというと重たく感じるかもしれないが、礼儀良く接するでいい。そうすることで相手は気持ちよくなるしこちらも気持ちよくなっていく。
 
そういう良い循環を回していける人でありたいものである。
 

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