満足度:★★★★★
How was face when I watched?
→(゜0゜*)(゜□゜*)
How much can I pay?:3,000円
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【新発想!!新展開!!】
タイムマシンが開発された未来から殺したい標的を過去に送り込み、"ルーパー"と呼ばれる暗殺者に仕事をしてもらう、というなんともエグイ設定。
その"ルーパー"のところに未来の自分が送り込まれ対峙するといった内容。
今株価急上昇中のジョセフ・ゴードン=レビット君が過去のショーを。
ブルース・ウェルスが未来のジョーを演じたダブル主演で贈るSFアクション。
SF映画で今さらタイムマシンもの、と思って侮ってはいけない。
「タイムトラベル」なんてテーマはやりつくされたはずなのに、その穴を掻い潜ったかのような設定にワクワクする。
冒頭はその設定の説明でほぼ時間を使っているが、世界観に入り込む準備のようなもの。
未来のジョーが現れた途端、物語は一気に加速し始める。
行き着くところはどこか、ラストは本当に予想不可能。
あっさりオチてしまうも、「ああ、タイムトラベルの設定をうまく活かしたな」としてやられた。
いらないだろうと思っていた超能力のような謎の設定も、"見せ方"という面で最後の最後にやっと成功したというところか。
なくても良かったが、この謎能力のおかげでよりSF色が強く残った作品になった。
「タイムトラベル」を軸にしたSF映画は腐らないということを、改めて思い知らされたように思う。
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