11月春蘭の会ふりかえり | 気まぐれ戦隊・徒然ンジャー改☆オ~ソレ観ぃヨ☆

気まぐれ戦隊・徒然ンジャー改☆オ~ソレ観ぃヨ☆

某市小学校教師の、映画大好き気まぐれヒーロー物語

今月の春蘭の会は阪南大学の
一室を借りて行われました


芝生の校庭がありとてもきれいな大学です


午前は神戸市の小学校で
5年生を受け持っている先生の


震災学習の実践提案を考えました


子どもがどれだけ独自学習に
時間を費やしているか


また一人ひとりの独自学習を相互学習の時間で
他の子につなげていくことで深まる学習があること


その大切さが今日の話の本筋だったかと思います


他の子と疑問を話し合うことで
これまでの悩みが一つ一つ解決していき


そういう風に丁寧に疑問を潰していき
どうしても残った疑問に悩むこと


それこそが追究を深める学習だ
という話もあり、とても納得しました




午後は阪南大学の崎濱先生の講話でした


崎濱先生は奈良女大附小の卒業生で

当時の奈良女の学習の様子についての
想い出話を話してくれました


個を大切にした先生の姿勢
子どもの追究を大事にした学習法


そんな奈良の学習法に惚れ込んで
参加している研究会なので


とても興味深く、また羨ましく聞きました


競争社会、詰め込み教育が言われた25年前も
奈良の学習を守り個を追究を支えた教育


個の自律を促す素晴らしい教育なのですが
その中で浮き彫りになる課題が


教科書の知識は遅れるのではないか


この問題は奈良女の卒業生も
口を揃えて言うそうです


しかしそれに代わり自分の興味を深められるので


進路決定には絶対的な自信が持てる
という利点もあります


加えて考えて物を書く力も養われているので
その方面ではむしろ大きな価値ある学習だったとも


想い出として語られていました


経験談が多くとても面白いお話でした( ̄∀ ̄)