映画:ツリー・オブ・ライフ | 気まぐれ戦隊・徒然ンジャー改☆オ~ソレ観ぃヨ☆

気まぐれ戦隊・徒然ンジャー改☆オ~ソレ観ぃヨ☆

某市小学校教師の、映画大好き気まぐれヒーロー物語

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満足度:★★★☆☆




How was face when I watched?
→( ̄△ ̄)(゜。゜)





How much can I pay?:1,300円




RT's SCORE:85%(9月6日付)




RT's consensus
【Terrence Malick's singularly deliberate style may prove unrewarding for some, but for patient viewers, Tree of Life is an emotional as well as visual treat.】
(意訳:監督テレンス・マリックの非常に慎重なスタイルは報われないこともあることを証明するかもしれないが、辛抱強い観客のために、この映画は視覚的な満足はもちろん感動もある。)





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【良作だが解釈しにくい映像は不親切】




ヒューマンドラマものの
映画というのは


最初に登場人物の相関図を
どれだけ的確にかつすばやく


まとめられているによって
物語解釈の良し悪しが変わってくる


この映画はその点において
まず不親切すぎる


いきなり登場人物の
ゆったりとした心情描写から入ってくる


登場人物たちの姿なり
背景がはっきりと見えないと


「なんか良いこと言ってんだろうなあ」
程度でセリフの数々が流れていく


また正直意味のわからん自然美と
地球誕生の映像の数々


おそらく母親が捉えている「神」とは
を描こうとしていると思われるのだが


あまりにも長すぎるし


その一つひとつの映像を
解釈をしていこうとなると


かなりの重労働


とにかく序盤は退屈で不親切


中盤になってやっと家族の話になり
物語として盛り上がってくる


ショーンペン演じる
おとなになったジャックが


過去を回想して
子ども時代の自分の在り方


父と母の存在を見つめなおす話は
確かな味があってとてもいい


しかしラストの、ジャックが見ている
風景もやっぱりよくわからない


映像一つひとつをどう捉えていくか


こちらの感性が
試されている気がしますね